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あしながおじさん 光文社古典新訳文庫
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あしながおじさん 光文社古典新訳文庫

ジーン・ウェブスター(著者), 土屋京子(訳者)

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あしながおじさん 光文社古典新訳文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2015/07/01
JAN 9784334753139

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あしながおじさん

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商品レビュー

4.4

18件のお客様レビュー

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2024/10/10

構造的に、読者は「あしながおじさん」の目線でジュディの手紙を読むことになるのだが、全てが愛しい。しかも、手紙に手書きの絵が挿入されていることでジュディの無垢さがより一層際立っているのも良い。 そもそも文学、小説というジャンルは、どちらかといえば男性よりも女性に人気がある傾向にあ...

構造的に、読者は「あしながおじさん」の目線でジュディの手紙を読むことになるのだが、全てが愛しい。しかも、手紙に手書きの絵が挿入されていることでジュディの無垢さがより一層際立っているのも良い。 そもそも文学、小説というジャンルは、どちらかといえば男性よりも女性に人気がある傾向にあり、本書『あしながおじさん』も女性人気が高いイメージはあるのだが、「男どもは何をしてるんだ!」と言いたくなる。女の子であるジュディからあれほど純粋で素敵な手紙を貰うというのは、同じ男である我々視点から見ると、余計に尊いものに感じられるだろうに。 フランス語を勉強しているからフランス語を使って手紙を書いてみたり、知らなかった有名な詩人や作家の作品について語ったりするジュディ。自分もそんな時期があったなぁと、微笑ましくなる。オペラとクラシックが好きだからイタリア語、フランス語を勉強してみたり、ワーズワスやキーツをはじめとする詩人の詩を読み漁った学生時代が思い出される。 女生徒にも、男子たちと変わらず、経済学、生物学、数学などといった学問を勉強する機会が与えられるようになり、ジュディが幅広いジャンルの授業をとっていたり、社会主義者になってフェビアン協会に入会したエピソードも含まれているのは、そういった時代の過渡期にいる女性の象徴のようだ。 『あしながおじさん』を図書館に借りに行ったときに、『続あしながおじさん』を偶然同じ棚に見つけ、「続編があるの!?」となった。この衝撃は「鏡の国のアリス」や「続若草物語」を見つけた時の喜びに近いものだった。私と同じく、『続あしながおじさん』の存在を知らなかった人は、是非一緒に読み始めましょう。

Posted by ブクログ

2023/06/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルと孤児院と奨学金の印象しか無い状態で初読。読んで、真面目で教育的なお話かなと想像してたのがひっくり返りました。ロマンスなんだ!? 軽快な読み応えで、こんな楽しくて可愛いお手紙ならいくらでも読みたいよね、わかるよおじさん〜となりました。二週目以降だと尚更、おじさんのニヤニヤポイントが想像できて楽しかったです。小切手のくだり、浮かれてたんでしょ、おじさん? 図書館で借りて読みました。初読を終えた際、あの人のシーンを読み返したい気持ちに駆られて小口を撫でると、まさに目当てのページにピタリ。開き癖が付いていて、読み返した人が多いのかもしれないなと想像してニコリ、わかるよ〜。

Posted by ブクログ

2023/05/08

土屋京子さん訳。実はこれも子供の頃にちゃんと読んだ事はなく、ブレッド・アステアの映画を観ただけだったので、あしながおじさんとはこんなお爺さんだったのか!(失礼!)なぜ?!と思った記憶がw。原作を読み長年の謎も解け、映画よりも何倍も素敵な物語だと分かった。女子はその日に会ったことを...

土屋京子さん訳。実はこれも子供の頃にちゃんと読んだ事はなく、ブレッド・アステアの映画を観ただけだったので、あしながおじさんとはこんなお爺さんだったのか!(失礼!)なぜ?!と思った記憶がw。原作を読み長年の謎も解け、映画よりも何倍も素敵な物語だと分かった。女子はその日に会ったことを語るのが大好き!今日こんな事があったの、あんな事があったのと話したい。家族のいないジュディには、その相手こそジョン・スミス氏=あしながおじさんなのだ。家族であり恋人であり友人。お金の支援より、この心の支援こそ、彼女の救いなのだな。

Posted by ブクログ

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