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ブリティッシュ&アイリッシュ・マスターピース 柴田元幸翻訳叢書
定価 ¥2,310
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | スイッチパブリッシング |
発売年月日 | 2015/07/01 |
JAN | 9784884184421 |
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ブリティッシュ&アイリッシュ・マスターピース
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商品レビュー
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5件のお客様レビュー
『アメリカン・マスターピース古典篇』と比べて明らかに暗い。 ただその暗さはつまらなさとはまったく別。 一つ目のスウィフトからダークさ全開。 『しあわせの王子』が唯一の光みたいな感じ。 でもどれも印象深い。
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いつも新作ばかりを読んでいるけど、文学のルーツは過去から綿々と受け継がれているもの。その本質は勿論、文学の世界に限らず、ありとあらゆる分野に及ぶ。だから、ふとした時に過去の名作に触れることは、古いだけではない新しきものを感じ求めることに受け継がれていく。 ディケンズ、ワイルド、コ...
いつも新作ばかりを読んでいるけど、文学のルーツは過去から綿々と受け継がれているもの。その本質は勿論、文学の世界に限らず、ありとあらゆる分野に及ぶ。だから、ふとした時に過去の名作に触れることは、古いだけではない新しきものを感じ求めることに受け継がれていく。 ディケンズ、ワイルド、コンラッド、サキにオーウェル、ジョイス…この時代に比べ、今の時代、知りたい情報を安価かつ膨大に集めやすくなった。にもかかわらず、人々の不安や恐れは減るどころか、世界の裏側の出来事に瞬時に心痛める事もある。安心な世の中などこの世にはない。でも、不安は確かに存在するのである。
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『アメリカンマスターピース』とは、やはり随分と趣が違う。怪奇小説のようなものも多く、またインドを中心とする植民地との関係も出てくる。 『猿の手』。私はつい日本的に幽霊が静かに微笑みすらたたえて現れるイメージを想定してしまったので、ラストの切迫感が理解できなかったのだが、ここでは...
『アメリカンマスターピース』とは、やはり随分と趣が違う。怪奇小説のようなものも多く、またインドを中心とする植民地との関係も出てくる。 『猿の手』。私はつい日本的に幽霊が静かに微笑みすらたたえて現れるイメージを想定してしまったので、ラストの切迫感が理解できなかったのだが、ここではゾンビを想像すべきところなのであろう。 『信号手』は、立体的な空間構成が素晴らしい。上下左右だけでなく、奥が、空間に穴を開けている。 『象を撃つ』も、帝国主義の手先たる警察官のダメ男ぶりがおもしろい。群衆の期待が行動を決めてしまう。「圧制者となるとき、彼が破壊するのは彼自身の自由なのだ」とは、白人に限らないことだろう。
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