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折り紙衛星の伝説 年刊日本SF傑作選 創元SF文庫
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折り紙衛星の伝説 年刊日本SF傑作選 創元SF文庫

アンソロジー(著者), 長谷敏司(著者), 下永聖高(著者), 星野之宣(著者), 理山貞二(著者), 大森望(編者), 日下三蔵(編者)

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折り紙衛星の伝説 年刊日本SF傑作選 創元SF文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2015/06/28
JAN 9784488734084

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商品レビュー

3.3

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2024/10/21

SF。短編集。 今は終了してしまっているシリーズの2014年版。 このシリーズはいつも"傑作選"というタイトルが引っかかる。 優れた作品というよりも、変わった作品・挑戦的な作品が多い印象。 当然つまらなくはないです。 以下、印象的だった作品 下永聖高「猿が出...

SF。短編集。 今は終了してしまっているシリーズの2014年版。 このシリーズはいつも"傑作選"というタイトルが引っかかる。 優れた作品というよりも、変わった作品・挑戦的な作品が多い印象。 当然つまらなくはないです。 以下、印象的だった作品 下永聖高「猿が出る」 『オニキス』をずっと積読していた作家。初めて読んだが、なかなか好み。進化人類学は好きなジャンル。 伴名練「一蓮托掌(R・×・ラ×ァ×ィ)」 奇想ファンタジー。ラファティのイメージ通り。面白い。 遠藤慎一「『恐怖の谷』から『恍惚の峰』へ~その政策的応用」 論文風の作品。このフォーマットかなり好き。実際に実験したかのような現実感。SF的アイディアも良い。著者は藤崎慎吾さんの本名とのこと。 酉島伝法「環刑錮」 ミミズ。恐らく著者の作品の中ではかなり読みやすいのでは。それでも読みにくいと感じてしまう。面白い作品も読んでもらえなければ意味がないと思ってしまうのですが…。

Posted by ブクログ

2023/09/04

長谷敏司「10万人のテリー」 下永聖高「猿が出る」 星野之宣「雷鳴」 理山貞二「折り紙衛星の伝説」 草上仁「スピアボーイ」 円城塔「∅」 堀晃「再生」 田丸雅智「ホーム列車」 宮内悠介「薄ければ薄いほど」 矢部嵩「教室」 伴名練「一蓮托掌(R・×・ラ×ァ×ィ)」 三崎亜記「緊急自...

長谷敏司「10万人のテリー」 下永聖高「猿が出る」 星野之宣「雷鳴」 理山貞二「折り紙衛星の伝説」 草上仁「スピアボーイ」 円城塔「∅」 堀晃「再生」 田丸雅智「ホーム列車」 宮内悠介「薄ければ薄いほど」 矢部嵩「教室」 伴名練「一蓮托掌(R・×・ラ×ァ×ィ)」 三崎亜記「緊急自爆装置」 諸星大二郎「加奈の失踪」 遠藤慎一「『恐怖の谷』から『恍惚の峰』へ~その政策的応用」 高島雄哉「わたしを数える」 オキシタケヒコ「イージー・エスケープ」 酉島伝法「環刑錮」 宮澤伊織「神々の歩法」(第6回創元SF短編賞受賞作) SF?とは言い難い気がしますが「再生」は面白かったかな。「わたしを数える」も電脳空間でお菊さんが皿を数えるイメージがなんか好きです。

Posted by ブクログ

2023/07/26

豊穣な年だったようですが個人的には期待値ほどではありませんでした。やっぱり国産SFと相性がわるいのかもしれません? [○]長谷敏司「10万人のテリー」/カードゲームのレアカードのデータに人格を分割コピーしたオーバーマンが世界大会でデータが集まり甦った。世界の命運を賭けたゲームが...

豊穣な年だったようですが個人的には期待値ほどではありませんでした。やっぱり国産SFと相性がわるいのかもしれません? [○]長谷敏司「10万人のテリー」/カードゲームのレアカードのデータに人格を分割コピーしたオーバーマンが世界大会でデータが集まり甦った。世界の命運を賭けたゲームがいま始まる。《ゲームみたいな悪役がいれば、世界がゲームみたいになると思わない?》p.26。シンプルで三十分アニメにしたら楽しそうです。 [△]下永聖高「猿が出る」視覚に猿があらわれしだいに進化していくのと同時に恋人との仲が進展し結婚、娘が生まれる。 [○]星野之宣「雷鳴」恐竜があの巨体でなぜつぶれなかったのかというのは昔から疑問に思っていましたがそのひとつの案ですね。『星を継ぐもの』では月がまだ衛星でなく地球の自転がめっちゃ速かったからという説で面白かったのですがそれより現実的かも。 [△]理山貞二「折り紙衛星の伝説」《それなら自分は、と彼は思う。墜ちない機体を作ろう。金星の空をいつまでも飛び続けられる飛行機を作ろう。》p.119。しずかに淡々と。 [△]草上仁「スピアボーイ」名を馳せたロートルカウボーイが自信満々な若者の挑戦を受けて・・・という構図の西部劇。馬ではなくジェット推進で飛翔する回遊魚のような生物スピアを駆るスピアボーイですが。 [△]円城塔「Φ」宇宙、言葉、自己、一文字ずつ。 [△]堀晃「再生」不整脈の手術、宇宙の構造。 [△]田丸雅智「ホーム列車」大阪環状線を利用しているとときおりホームの方が走ってもええんとちゃう? とか思うことがあります。あと、駅のホームがひとつなががりになってたり、あるいは全部の列車がひとつながりになって動いてもええかも(それはムービングウォークか)とか考えることがあります。そんなお話。 [△]宮内悠介「薄ければ薄いほど」《自己存在を限りなく薄めたその最果てに、自己の不滅があるのだと》p.271 [▽]矢部嵩「教室」とある日の教室の風景。 [▽]伴名練「一蓮托生(R・×・ラ×ァ×イ)」双子はなんでもまっぷたつにしちゃう。 [△]三崎亜記「緊急自爆装置」市民には自爆する権利があるがお役所的にはなかなかたいへん。《業務を円滑に遂行する上では、抜本的な解決能力ではなく、調整能力の方が重要である。》p.327。このくらいのナンセンス度が読者の現実感を喪失させるのにちょうどいい感じですね。星新一さんっぽい読後感も。 [△]諸星大二郎「加奈の失踪」なんか不自然なセリフと思っていたら・・・びっくり。 [△]遠藤慎一「『恐怖の谷』から『恍惚の峰』へ~その政策的応用」論文っぽい形の小説。純文学系では評論っぽい小説はときおり見かけますがSFと科学論文は相性よさそうでほんとうにありそうな気がしてきますね、恐怖の谷と恍惚の峰。そしてそれを利用しようとするあるいは利用してきた何ものかも。 [○]高島雄哉「わたしを数える」人間が数えるという機能を失った後もお菊さんは数え続けていた。《数えることは確認することなんだ。》p.378 [○]オキシタケヒコ「イージー・エスケープ」ガンダムSEEDのコーディネーターと地球のような関係の中で亡命を成功させる逃がし屋。SFはまず特異なあるいは興味惹かれる設定が重要で基本的に馴染みのない世界なのでやはりストレートな物語性があり魅力的なキャラクタが出るといいですね。あと思いがけない展開と。尖ってるだけでは読みにくい。「トリノホシ」は持ってるはずですがPS2が壊れたのでまったくプレイできてない・・・ [▽]西島伝法「環刑錮」うにゅうにゅうにゅ。《自身の脳もまた牢獄なのだ。》p.468 [△]宮澤伊織「神々の歩法」既視感がありました。いろいろ考えて、ウルトラマン? と思ったときかつてこの続編のような話を読んだことを思い出しました。調べたら「草原のサンタ・ムエルテ」という作品でした。そこで触れられていたかつての事件を読めたということでしょう。ニーナと船長は『ケロロ軍曹』のアリサとネブラの感じ。最後に出てきた兵器は「鉄血のオルフェンズ」でバルバトスを貫いたヤツや他でも似たようなのを知ってるような気がするという感じでどこかで見たような設定ではありますが普通に楽しめました。

Posted by ブクログ

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