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動物たちの武器 闘いは進化する
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動物たちの武器 闘いは進化する

ダグラス・J.エムレン(著者), 山田美明(訳者), デイヴィッド・J.タス

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動物たちの武器 闘いは進化する

定価 ¥2,420

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 エクスナレッジ
発売年月日 2015/06/01
JAN 9784767820286

動物たちの武器 闘いは進化する

¥770

商品レビュー

4.3

7件のお客様レビュー

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2023/10/28

オスの上位数%しか交尾できない競争の結果、明らかに生存に不利な不自然に大きな武器を備える個体が生まれてしまう。穏やかな進化へと導く自然淘汰と比較して過激なのが性淘汰の特徴。また、競争に勝つことを優先する為に武器に非常に大きな資源を割り振ってしまい環境の変化に対応できずに絶滅したり...

オスの上位数%しか交尾できない競争の結果、明らかに生存に不利な不自然に大きな武器を備える個体が生まれてしまう。穏やかな進化へと導く自然淘汰と比較して過激なのが性淘汰の特徴。また、競争に勝つことを優先する為に武器に非常に大きな資源を割り振ってしまい環境の変化に対応できずに絶滅したり、正面からの競争を避けたライバルオスの忍び込み行動による交尾を許してしまったりとういエピソードも面白い。

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2023/06/15

何度も繰り返し読みたい。 エムレン先生の研究室で見せてもらったサーベルタイガーやカブトムシやヒゲナガヘリカメムシのことが詳細に書かれてあって凄く面白かった。 動物の武器についてちゃんと意識したことはなかったが、海から陸の生き物まで、また、無脊椎動物から哺乳類まで、様々な生き物が...

何度も繰り返し読みたい。 エムレン先生の研究室で見せてもらったサーベルタイガーやカブトムシやヒゲナガヘリカメムシのことが詳細に書かれてあって凄く面白かった。 動物の武器についてちゃんと意識したことはなかったが、海から陸の生き物まで、また、無脊椎動物から哺乳類まで、様々な生き物が武器を保有していることがわかった。各々が自分の繁栄という共通の目標を持って進化しているが結果的にそれぞれが異なる形態を持つようになったことが興味深いなと思った。武器と一言にいっても武器にかけるコストも違うし、例えばフンムシを例にしても種によってツノの形や有無が違っていて、武器と生物の性質が密接に関わっていて面白かった。 こんなにも動物の武器が人間の武器と共通点があることを知らなかったし、バイオミミックリーのように、生き物の生態から学んで次の人間の武器を類推できるのが面白いと思った。次の戦争では人類が次の軍拡競争を生き延びる可能性が少ないとエムレン先生は推測していて恐ろしいなと思った。 オーストラリアコウイカの生態が面白い。オスに対して繁殖可能なメスがひどく少ない。そこで、争えない小型のオスは、オス同士が戦っている隙に鮮やかな色彩に色を変えてメスを魅了させるが、それは体の反対側だけで、逆側のオスから見える側はメスのような色のままにして警戒させないようにしている。 テナガカミキリも縄張り争いで武器を持っているけれど、カニムシはテナガカミキリの背中を繁殖地にしていて、そこで縄張り争いをするから、節足動物の上に節足動物の状況がここにもあって興味深い。

Posted by ブクログ

2022/06/30

第1部 初めは小さい 擬装と鎧 歯と爪 つかむもの、捕らえるもの、巨大なあご 第2部 軍拡競争の引き金 異性をめぐる争い コストパフォーマンスのよい資源管理 一対一の決闘 第3部 軍拡競争の産物 コスト 戦闘能力を示すシグナル 抑止力 忍び込みとだまし 軍拡競争の終わり 第...

第1部 初めは小さい 擬装と鎧 歯と爪 つかむもの、捕らえるもの、巨大なあご 第2部 軍拡競争の引き金 異性をめぐる争い コストパフォーマンスのよい資源管理 一対一の決闘 第3部 軍拡競争の産物 コスト 戦闘能力を示すシグナル 抑止力 忍び込みとだまし 軍拡競争の終わり 第4部 人間の武器 砂と石の城 船、飛行機、国家 大量破壊

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