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路地裏人生論
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2015/06/19 |
JAN | 9784022512871 |
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路地裏人生論
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
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平川克美さん、1950年生まれ、初読みの方です。「路地裏人生論」(2015.6)を読みました。戦後の昭和を生きた者には懐かしく、そして納得のエッセイです。戦後の荒廃から「効率と生産性」で繁栄を得た一方で、そうでないものは時代の背後に押しやられ忘れ去られ・・・。私たちが失ってしまったものへの著者の落ち着いたまなざしです。また、不便、不潔、粗野だが野性味と人情の溢れた時代が東京オリンピック(昭39)を契機に一変した。同感です。著者が住みたい町の条件は、旨いそば屋、落ち着いた喫茶店、本好きが経営してる書店とかw 向田邦子は生活の微細なところを丹念に見つめるところから小説の世界を作り出した。人生のマイナス部分に意味を与えることのできる稀有な作家だった。 平川克美「路地裏人生論」、2015.6発行、再読。効率と生産性が繁栄をと信じ働いてきた。その一方で、効率的ではないもの、生産性の高くないものは徐々に背後に。しかし、本当に不要なものだったのか。本当は、人間の生活の根底を支えてきたのは非効率なものではなかったのか! いろいろなことを考えさせられたエッセイです。路地裏を熟知しているのは名前のない猫とかw。
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平川さんは、内田樹先生の幼なじみということで、お名前を知り、何冊か本を読んだ。これからもっと読んでいくと思う。トークイベントなどにも行きたいし、隣町珈琲にも是非行きたい。 「病」は老いの側にあるのではなく、「若さへの執着」の側にある。 182ページ
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あら、何ともおしゃれな本。たぶん本書はビジュアルに重点を置いていて、平川さんの考え方を知るための本、というわけにはいかないけど、その分いつもの本とはちょっと違った愛情が伝わってくる。このひとのこういう地に足の着いた考えというか、どうも好きなんですよねぇ。
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