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昭和陸軍全史(3) 太平洋戦争 講談社現代新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2015/06/01 |
JAN | 9784062883191 |
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昭和陸軍全史(3)
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商品レビュー
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10件のお客様レビュー
満州事変、日中戦争、そして太平洋戦争と、様々な覇権争いが見られた。宇垣一成と一夕会、皇道派と永田鉄山、永田亡き後の石原莞爾と武藤章、武藤章と田中新一。内部抗争を繰り返し、積極派がさらなる積極派に駆逐されていく。方針が破綻をきたし、限界を超えた時に収集をつけられるものが誰もおらず、...
満州事変、日中戦争、そして太平洋戦争と、様々な覇権争いが見られた。宇垣一成と一夕会、皇道派と永田鉄山、永田亡き後の石原莞爾と武藤章、武藤章と田中新一。内部抗争を繰り返し、積極派がさらなる積極派に駆逐されていく。方針が破綻をきたし、限界を超えた時に収集をつけられるものが誰もおらず、破滅する。元老がいなくなり、政党政治も崩壊に追い込まれる。後継首班が決まらずに組織が複雑化し、利害関係も重なり、意思決定機構が構築できない。帝国は統制派が破壊したのだ。そして自ら自滅した。
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全三冊!長かった。 昭和の世界対戦を、陸軍の視点から解剖する本。 とにかく情報量が多くて読むのけっこう大変でした(*_*)けど、読んで本当に良かった!!陸軍内の派閥争いが戦争をどのように助長させたのか。また、参謀本部と陸軍省との政治的対立とかも、興味深い。 どうして、日本は、勝ち...
全三冊!長かった。 昭和の世界対戦を、陸軍の視点から解剖する本。 とにかく情報量が多くて読むのけっこう大変でした(*_*)けど、読んで本当に良かった!!陸軍内の派閥争いが戦争をどのように助長させたのか。また、参謀本部と陸軍省との政治的対立とかも、興味深い。 どうして、日本は、勝ち目のない戦争へと突入したのか。WW2における日本の目的は、イギリスをアジア圏から追い出す(植民地支配を止めさせる)ためだった、とか、 アメリカVS日本 は本当は是が非でも回避したかったけど、日独伊、三国協定とロシアが絡んだ複雑な経緯によって、仕方なくそうなってしまった、、とか ちょっと感想がうまくまとまらないんですが(すみません)、昭和の戦争史を学びたい方は絶対に読んだ方がいい!と思います。
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日米開戦に至るまでの軌跡のひとつとして、 陸軍内部でどのような議論が行われたのかが、 克明に描かれている。 とりわけ、大きなポイントとして、 武藤章軍務局長と田中新一作戦部長との意見対立の存在を、 著者は指摘しているが、いずれも日米開戦回避では一致していたのだ。 明らかにズル...
日米開戦に至るまでの軌跡のひとつとして、 陸軍内部でどのような議論が行われたのかが、 克明に描かれている。 とりわけ、大きなポイントとして、 武藤章軍務局長と田中新一作戦部長との意見対立の存在を、 著者は指摘しているが、いずれも日米開戦回避では一致していたのだ。 明らかにズルズルと戦争へ引き込まれていっており、 誰しもが止めねばと思いつつも止められない・・・ 誰かが責任を持つ覚悟で止められればと思わずにはいられない。
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