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名画のネコはなんでも知っている
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | エクスナレッジ |
発売年月日 | 2015/06/01 |
JAN | 9784767820057 |
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名画のネコはなんでも知っている
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
猫好きとしては読まざるを得なかった1冊。文学ばかり読んでいたので美術学の本を読めてよかった。 対談形式で絵画の解説が進むので、サクサク読むことが出来た。名前を知っている画家もでてきたが、猫絵をこんな風に描くなんて!という発見も多く、読み終わったあとには展覧会に行きたくて仕方なくな...
猫好きとしては読まざるを得なかった1冊。文学ばかり読んでいたので美術学の本を読めてよかった。 対談形式で絵画の解説が進むので、サクサク読むことが出来た。名前を知っている画家もでてきたが、猫絵をこんな風に描くなんて!という発見も多く、読み終わったあとには展覧会に行きたくて仕方なくなっている。
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ネコは絵画の世界でも活躍してきている。近世、近代、20世紀西洋画そして、浮世絵の世界でもネコは描かれている。著者の井出氏と村内美術館学芸員の川本氏の対談形式で紐解かれている。 本書の構成は以下のようになっている。第1章 西洋近世 ルネサンスから18世紀へ、第2章 西洋近...
ネコは絵画の世界でも活躍してきている。近世、近代、20世紀西洋画そして、浮世絵の世界でもネコは描かれている。著者の井出氏と村内美術館学芸員の川本氏の対談形式で紐解かれている。 本書の構成は以下のようになっている。第1章 西洋近世 ルネサンスから18世紀へ、第2章 西洋近代から20世紀へ、第3章 浮世絵の猫。 たまに本や雑誌で西洋画の絵でネコが取り上げられているのを見かけるが浮世絵ではあまり覚えがないので珍しいなあと思った。その中には、今月から渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで展示が始まる河鍋暁斎の「眠りネコ」も取り上げられていた。暁斎は、浮世絵の枠を超えていろいろなジャンルを描いた画家で、英国人建築家ジョサイア・コンデルが入門した暗い海外からも注目されていた。そんな暁斎が描くので化け猫かと思ったら、意外とおとなしいというのか、すやすや気持ちよさそうに眠っているネコを描いている絵だったのでびっくりした。 絵画の中に登場するネコを見て「ネコもえもえにゃんにゃん」と言う気分になりたい人にちょうどいい。 Bunkamuraザ・ミュージアム http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_kyosai/
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特に猫派ではないけれど、動物好きとしてはこういった企画の本は興味がある。 対談形式の解説はわかりやすくて勉強になるし、ついこの間読んだ『モチーフで読む美術史』と真っ向から対立する解釈を提出しているところも面白い。あとジェリコーに対するクソミソの評価がなんかおもろい。
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