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名画のネコはなんでも知っている の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2024/09/05

猫好きとしては読まざるを得なかった1冊。文学ばかり読んでいたので美術学の本を読めてよかった。 対談形式で絵画の解説が進むので、サクサク読むことが出来た。名前を知っている画家もでてきたが、猫絵をこんな風に描くなんて!という発見も多く、読み終わったあとには展覧会に行きたくて仕方なくな...

猫好きとしては読まざるを得なかった1冊。文学ばかり読んでいたので美術学の本を読めてよかった。 対談形式で絵画の解説が進むので、サクサク読むことが出来た。名前を知っている画家もでてきたが、猫絵をこんな風に描くなんて!という発見も多く、読み終わったあとには展覧会に行きたくて仕方なくなっている。

Posted byブクログ

2017/02/04

 ネコは絵画の世界でも活躍してきている。近世、近代、20世紀西洋画そして、浮世絵の世界でもネコは描かれている。著者の井出氏と村内美術館学芸員の川本氏の対談形式で紐解かれている。  本書の構成は以下のようになっている。第1章 西洋近世 ルネサンスから18世紀へ、第2章 西洋近...

 ネコは絵画の世界でも活躍してきている。近世、近代、20世紀西洋画そして、浮世絵の世界でもネコは描かれている。著者の井出氏と村内美術館学芸員の川本氏の対談形式で紐解かれている。  本書の構成は以下のようになっている。第1章 西洋近世 ルネサンスから18世紀へ、第2章 西洋近代から20世紀へ、第3章 浮世絵の猫。  たまに本や雑誌で西洋画の絵でネコが取り上げられているのを見かけるが浮世絵ではあまり覚えがないので珍しいなあと思った。その中には、今月から渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで展示が始まる河鍋暁斎の「眠りネコ」も取り上げられていた。暁斎は、浮世絵の枠を超えていろいろなジャンルを描いた画家で、英国人建築家ジョサイア・コンデルが入門した暗い海外からも注目されていた。そんな暁斎が描くので化け猫かと思ったら、意外とおとなしいというのか、すやすや気持ちよさそうに眠っているネコを描いている絵だったのでびっくりした。  絵画の中に登場するネコを見て「ネコもえもえにゃんにゃん」と言う気分になりたい人にちょうどいい。 Bunkamuraザ・ミュージアム http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_kyosai/

Posted byブクログ

2016/12/31

特に猫派ではないけれど、動物好きとしてはこういった企画の本は興味がある。 対談形式の解説はわかりやすくて勉強になるし、ついこの間読んだ『モチーフで読む美術史』と真っ向から対立する解釈を提出しているところも面白い。あとジェリコーに対するクソミソの評価がなんかおもろい。

Posted byブクログ

2022/12/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

名画にこれだけネコが描かれていたとは。知らなんだ。 2回目を読む。前回読んだこと忘れていた。でも、何回読んでも猫は可愛い。

Posted byブクログ