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この地球を受け継ぐ者へ 完全版 地球縦断プロジェクト「Pole to Pole」全記録 ちくま文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2015/06/01 |
JAN | 9784480429391 |
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この地球を受け継ぐ者へ 完全版
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商品レビュー
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8件のお客様レビュー
石川直樹さんの2001年に北磁極からカナダ、アメリカ、南アメリカを経由して南極に至るまでの9ヶ月の旅を日記形式で書いた一冊。600頁に及ぶ長編。 様々な国の人たちがチームになって地球を横断します。当然、価値観によるトラブルが発生するし、スポンサーの資金不足など様々なトラブルに見舞...
石川直樹さんの2001年に北磁極からカナダ、アメリカ、南アメリカを経由して南極に至るまでの9ヶ月の旅を日記形式で書いた一冊。600頁に及ぶ長編。 様々な国の人たちがチームになって地球を横断します。当然、価値観によるトラブルが発生するし、スポンサーの資金不足など様々なトラブルに見舞われる。 寒さの厳しい北極圏や暑さの厳しい中南米の国々。チリやアルゼンチン、訪れたことがない国ばかりですが、治安が安全な国もあれば、政情が不安定な国もあり、自分だったら絶対に参加できないだろうなと感じました。 車のサンルーフで寝そべったり、自転車をひたすらこいだり、山に登ったり、皆の料理を準備したり、仕事でもプライベートでもない仲間同士で語り合ったり、普段の生活では決して得られない経験は、人の生存に結びつく生きることそのものだと思いました。 石川さんは、これは冒険ではないと言っていますが、いやいや、十分に楽しませてもらいました。 2001年というと、20年以上前ですが、その間に世界情勢は大きく変わったなという一方で、自然は決して変わらないものだということは、人間の争いや権力闘争が如何に小さなものかと思いました。 SNSもある今の世界では、気軽に色々な情報が入るかもしれませんが、手探りで得られる経験はいつまでも色褪せないものですね。
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「この星の光の地図を写す」展にて購入。人類学、民俗学も嗜む写真家。石川直樹の旅の記録。北から南へ足かけ10ヶ月。19歳から26歳までの、国籍も生まれもしダチも、母語も異なる若者たち8人の旅。あくまでも石川氏の記録で記憶のため、公平性にはかけるが、彼が何を見て、何を思ったのかが綴ら...
「この星の光の地図を写す」展にて購入。人類学、民俗学も嗜む写真家。石川直樹の旅の記録。北から南へ足かけ10ヶ月。19歳から26歳までの、国籍も生まれもしダチも、母語も異なる若者たち8人の旅。あくまでも石川氏の記録で記憶のため、公平性にはかけるが、彼が何を見て、何を思ったのかが綴られている。ちょっとした冒険のようにも見えるP2Pプロジェクトではあるが、冒険者ではなく旅人してのスタンスを維持しながらプロジェクトに関わっている姿が印象的だ。
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2000年、20代の世界各国の若者達が、1つのチームになって環境啓蒙活動しながら北極から南極を徒歩やスキー、自転車で踏破した記録。 旅の1日1日が短い日記になっていてそれらがすべて繋がって1つの記録になっている。 読み始めて最初のほうは、面白い記録だなと思う反面、著者にバカらし...
2000年、20代の世界各国の若者達が、1つのチームになって環境啓蒙活動しながら北極から南極を徒歩やスキー、自転車で踏破した記録。 旅の1日1日が短い日記になっていてそれらがすべて繋がって1つの記録になっている。 読み始めて最初のほうは、面白い記録だなと思う反面、著者にバカらしさや、やらかす感的な落ち度が全く見えず、恵まれた人の単なる達成記録だなと思って期待していなかった。 しかし、読み進めるうちにいつの間にかハマってきてしまい、旅が終わりに近づくにつれて、僕自身「ついに旅が終わっちゃうのか,,,」と残念な気持ちになってしまってた...! 「Pole to Pole」、一言で言っちゃえば「壮大な教育プログラム」なんだけど、(最後までこなすのは想像以上に心身過酷で大変だと思いますが)この旅で人間として成長しない訳がないし、自分の20代を振り返ると、本気で参加メンバー達が羨ましいなって思いました。
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