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破落戸 ごろつき あくじゃれ瓢六
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破落戸 ごろつき あくじゃれ瓢六

諸田玲子(著者)

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破落戸 ごろつき あくじゃれ瓢六

定価 ¥1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2015/06/06
JAN 9784163902722

破落戸 ごろつき

¥220

商品レビュー

3.3

5件のお客様レビュー

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2018/11/16

あの妖怪鳥居耀蔵も水野老中を貶め引き摺り下ろしたあと、復権した水野に仕返しをされ、奉行の座を解任させられた。そんな時、それぞれの手下が、命令によってなのか、はたまた忖度してなのか、実に怪しく非情な殺人事件が連続した。恨みによるものだった。 そんな時、奈緒との仲も急進展。

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2016/09/25

2013〜15年に「オール讀物」に掲載された7話の単行本化で、シリーズ5作目。 押し込み強盗事件も調べていくうち南町奉行鳥居耀蔵に利用されていたと分かるが、危地に陥る瓢六はまたしても老中阿部家に仕える奈緒に助けられる。 罷免された水野忠邦と裏切った鳥居の間の暗闘に巻き込まれて犠...

2013〜15年に「オール讀物」に掲載された7話の単行本化で、シリーズ5作目。 押し込み強盗事件も調べていくうち南町奉行鳥居耀蔵に利用されていたと分かるが、危地に陥る瓢六はまたしても老中阿部家に仕える奈緒に助けられる。 罷免された水野忠邦と裏切った鳥居の間の暗闘に巻き込まれて犠牲者が出るが、阿部家の隠密活動も狙われて奈緒の従者が殺された。首謀の腰元風の女を捕らえた家で瓢六は奈緒と結ばれるが、身分違いの恋とお袖への想いに悶々とする。 最後に水野の家臣を救った瓢六は水野の屋敷に乗り込んで再罷免直前の水野忠邦と面会し、大きな人物だと感じる。 奈緒との恋も続くようだけど、一件落着の雰囲気か。

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2015/09/24

『あくじゃれ』ではなくなった瓢六にしんみりとしつつ読了。 敵にするにはあまりの大物であるからか、何となくどこか遠い話のような気もする。 それでも権力者たちの争いが末端の武士や町人にまで影響する様は理不尽さを感じる。 本人も自覚するように年齢を重ねてしまった瓢六だけど恋愛はまだま...

『あくじゃれ』ではなくなった瓢六にしんみりとしつつ読了。 敵にするにはあまりの大物であるからか、何となくどこか遠い話のような気もする。 それでも権力者たちの争いが末端の武士や町人にまで影響する様は理不尽さを感じる。 本人も自覚するように年齢を重ねてしまった瓢六だけど恋愛はまだまだ若々しい。 それでもやっぱり瓢六の隣にはお袖さんがいて欲しい。

Posted by ブクログ