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もしも「死にたい」と言われたら 自殺リスクの評価と対応
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もしも「死にたい」と言われたら 自殺リスクの評価と対応

松本俊彦(著者)

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もしも「死にたい」と言われたら 自殺リスクの評価と対応

定価 ¥2,200

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中外医学社
発売年月日 2015/05/01
JAN 9784498129740

もしも「死にたい」と言われたら

¥1,980

商品レビュー

4.6

9件のお客様レビュー

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2024/09/16

引用文献や論文ベースのデータがたくさん載っていて参考になる。論理的に自殺と自傷の原因やリスク、対応について書かれているが、難しい文章ではなく読みやすい。

Posted by ブクログ

2024/02/07

死を目の前にして… 立ち止まるには、そして、立ち止まらせるためにはどうしたらよいのか。どうか関わっていくべきなのかが分かる本。 人との関わり方が見えてきます。必読。

Posted by ブクログ

2023/03/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

精神科の実習で本棚にあって気になって借りた本。昨年高校の頃の同級生が自殺で亡くなり、自分にできることはなかったのかとよく考えていたのでなにかヒントが得られるかもと思って読んだ。いきなり死にたいと言われたらほとんどの人はどう答えたら良いかわからないだろう。僕もそうだったが、この本を読んだことで少しは話しくらいは聞いてあげられる知識はついたかなと思う。以下にためになった部分を残す。 真剣に死にたいと考えたことのある人は2割。 女性は男性の2倍鬱になりやすいのに、自殺死亡率は男性の方が2、3倍高いっていうのは公衆衛生で習ってたがその理由となる仮説がここにあって納得した。男性の方が自殺潜在能力が高いのである。自殺潜在能力とは死への恐怖の弱さや身体的疼痛への鈍感さなどのことを指し、リストカットや自殺企図、アルコール、格闘技やラグビーなど激しい接触を重なうスポーツや喧嘩で高められるらしい。お酒を飲むと死への恐怖が弱まる事で一過性に自殺潜在能力が高くなるのは合点がいった。 自殺行動に及ぶかどうかは、自殺潜在能力、所属感の減弱、負担感の知覚の三つの要因の総和によると考えられている。 聞きにくいことを聞くテクニックは、普段の対人関係にも活かせそう。 例えば、飲酒量を聞く際など想定より多く見積もって聞くとか。それにより答えやすくなる。恋愛経験などにおいて使えるかも。あとは仮定や婉曲表現を使ってか「仮に~するとしたらどんな感じか。」みたいに聞くと答えやすくする。 自殺を考えている人に対して自殺はいけないものだと解くのはよろしくない。それはなんとなくわかるが、ではどういう立場でいればいいのか?この本の示す援助者としての正しい態度は「自殺の是非は誰にも分からないがはっきりしているのは今現在幸せな人はそのようには考えない。」というスタンス。 そして自殺念慮の告白に対してのもっともよい対応は「聴くこと」と「質問すること」。 帯コメ:もしもの時のために読んでおけ!

Posted by ブクログ

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