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鈴木ごっこ 幻冬舎文庫
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鈴木ごっこ 幻冬舎文庫

木下半太(著者)

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鈴木ごっこ 幻冬舎文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2015/06/01
JAN 9784344423473

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鈴木ごっこ

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商品レビュー

3.3

82件のお客様レビュー

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2024/12/06

借金のカタに…なんてちょっと古い感じに思っていたけど現実にありそうな話でゾッとした。最初の設定を忘れそうになるくらい途中はみんなで協力したり楽しく感じたのにやっぱり…。ハッピーエンドはないとわかっていたけど、え!?ってなった。

Posted by ブクログ

2024/12/04

木下半太のサスペンス作品『鈴木ごっこ』を読みました。 木下半太の作品は先月読んだ『女王ゲーム』以来ですね。 ------ 「今日から、あなたたちは鈴木さんです」。 巨額の借金を抱えた男女四人が豪邸に集められた。 彼らの責務は、ここで一年間、家族として暮らすこと。 見知らぬ者同士...

木下半太のサスペンス作品『鈴木ごっこ』を読みました。 木下半太の作品は先月読んだ『女王ゲーム』以来ですね。 ------ 「今日から、あなたたちは鈴木さんです」。 巨額の借金を抱えた男女四人が豪邸に集められた。 彼らの責務は、ここで一年間、家族として暮らすこと。 見知らぬ者同士が「家族ごっこ」に慣れてきたある日、貸主から次なる命令が下った。 失敗したら四人に未来はない―。 貸主の企みの全貌が見えた瞬間、想像を超えた“二重の恐怖”がつきつけられる! ------ 2015年(平成27年)に刊行された作品です。  ■第一話 わたしはカップラーメンを食べない  ■第二話 キャッチボールと缶コーヒー  ■第三話 ドブの中のナイフ  ■第四話 メリーゴーラウンドの堕天使  ■第五話 たらこのカルボナーラ 男女4人の家に巨額の借金を取り立てに来た強面スキンヘッド男の要求は意外にも豪邸で鈴木姓を名乗って1年間「家族ごっこ」をする事だった……それぞれに秘密を抱えた赤の他人の男女4人が一緒に暮らすうちに連帯感が芽生え徐々に打ち解けて行く、、、 母親役の小梅がカフェ経営で仕込んだ健康的で美味しい料理……祖父役のカツオは小梅に恋心を抱き、息子役のダンは隣家の娘に恋心を抱き、そして父親役のタケシはスキンヘッド男の指示で隣家の妻を誘惑することに……。 1年間の「鈴木ごっこ」が終わったときに判明する驚愕の事実……そこには恐るべき計画が隠されていた、、、 ハートウォーミングな展開から急転直下……終盤のどんでん返しが愉しめましたね。 まさか料理が伏線になっているとはねー 非情な結末でした……でも、ありそうだな、あってもおかしくないな と思わせられるオチが印象的でした。

Posted by ブクログ

2024/11/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【鏡の中のみぎ、ひだり。相手から見て?私から見て?】 読み終わった時、重い息を吐いた。あーなるほどね。と思うんだけど、騙されたとは思わなかった。ただ、少しだけ残念だったのは、最後の部分。そんなふうにバレます?って、ちょっとだけ拍子抜けした。でも、その軽さがこの作品の良さの一つだとも感じられる。重々しいのは、他の人がたくさん書いてるからね。 梅子の視点で進むお話だけど、序盤に誰かがカラクリに気づくようなパターンも読みたくなる。日曜日の夕方から夜ご飯までの時間でサクッと読めちゃう一冊だった。

Posted by ブクログ