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イスラーム史のなかの奴隷 世界史リブレット101
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イスラーム史のなかの奴隷 世界史リブレット101

清水和裕(著者)

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イスラーム史のなかの奴隷 世界史リブレット101

定価 ¥801

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 山川出版社
発売年月日 2015/05/25
JAN 9784634349391

イスラーム史のなかの奴隷

¥440

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

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2017/03/04

奴隷というとアメリカの事例くらいしか知らないから、それと比べて何が違って何が同じだったのか、よくわかりました。

Posted by ブクログ

2015/07/27

イスラム社会の奴隷の、少なくとも君主や有力者に購入された有能な者については、ある種の社会的地位を享受することが可能であり、そういう環境が整っていた。また、家計の管理や商売の補佐そのほか、主人の腹心としての役割を与えられた者、寵愛を得た女性、また、特殊な役割を任せられた宦官などは、...

イスラム社会の奴隷の、少なくとも君主や有力者に購入された有能な者については、ある種の社会的地位を享受することが可能であり、そういう環境が整っていた。また、家計の管理や商売の補佐そのほか、主人の腹心としての役割を与えられた者、寵愛を得た女性、また、特殊な役割を任せられた宦官などは、自由人に比して勝るとも劣らない生活を送ることが可能であった。少なくとも身分上は自由人と連続的につながっていたのである。奴隷は基本的には家の一員。ある種の子供として受け入れられた。奴隷としての扱いは穏やかであり、有能な者は引きたてられた。欧米とは異なる、イスラム社会の一般論としての奴隷の位置づけを考察しながらイスラムの社会の特性というものに少しなりとも触れられたかも。

Posted by ブクログ