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子どもの貧困連鎖 新潮文庫
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子どもの貧困連鎖 新潮文庫

池谷孝司(著者), 保坂渉(著者)

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子どもの貧困連鎖 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2015/06/01
JAN 9784101387123

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子どもの貧困連鎖

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商品レビュー

4.2

14件のお客様レビュー

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2023/01/08

10年前の子どもの貧困状態を学齢別に示したルポ。リーマンショック後の状態。コロナ禍でさらに深刻化しているのではないか。いずれも「お節介」な教員・保育士に支えられている。現場のボランティアに支えられている状態には限界があるであろうし、めぐり合っていない子どもはどうしているのか。世の...

10年前の子どもの貧困状態を学齢別に示したルポ。リーマンショック後の状態。コロナ禍でさらに深刻化しているのではないか。いずれも「お節介」な教員・保育士に支えられている。現場のボランティアに支えられている状態には限界があるであろうし、めぐり合っていない子どもはどうしているのか。世の中の趨勢でどこにでも起こることであろう。過去には家庭で乗り越えてきたことであろうが、時代は変わっている。そのことを知った者の責任を果たさなければならないのであろう(2回目2023.01.08)。

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2022/12/02

「子どもの貧困」とは「経済的な貧困」を意味する。しかし、本書を読んで分かったのは、それが「人間関係の貧困」に繋がることだ。昼食代が払えない家庭の子は昼休みの居場所がない。そこから孤立が始まることも少なくない。 全くの偶然だが最近、本田由紀の名前を目にすることが多い。本田由紀は教育...

「子どもの貧困」とは「経済的な貧困」を意味する。しかし、本書を読んで分かったのは、それが「人間関係の貧困」に繋がることだ。昼食代が払えない家庭の子は昼休みの居場所がない。そこから孤立が始まることも少なくない。 全くの偶然だが最近、本田由紀の名前を目にすることが多い。本田由紀は教育学者であり東京大学大学院教授である。専門は教育社会学で、家族と子どもの関係や教育と仕事の関係を研究してきた。本書では「識者インタビュー」として登場するし、濱口圭一郎『新しい労働社会』でも引用されている。また、東浩紀・宮台真司『父として考える』では批判されている。

Posted by ブクログ

2020/01/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

  《ポイント》 ·共同通信社の記者2名がおこなったインタビューを通して書き上げたノンフィクション。 ·現代日本社会における子どもの貧困について、高校生、中学生、小学生、保育園児へのルポ4章構成となっている。 ·子供の貧困は表面上に現れにくいため、社会がアプローチしにくい。 ·20年後、今の子どもが親になったとき、次の世代の子どもたちの貧困は更にひどいものになるだろう。 《感想》 このルポが書かれたとき(2011~12年)日本では、親の経済力の格差のために、6人に1人の子どもが貧困状態だった。 両親に経済力が無いと、親の貧困が子供に否応なく引き継がれる。 だから、貧困連鎖というわけだ。 子どもの貧困は見えづらい、ということがとても重要なポイントだけれど、実際高校生にでもなればスマホは持っている子がほとんどだ。 そんなの貧困じゃない、と思う人もたくさんいると思う。 そう、明日をぎりぎり生きるお金はある。 しかし、逆に言えばぎりぎりしかないから、何か不確定要素が身に降りかかったときー例えば、災害や身内の病気、親の失業などー、一瞬にして未来を生きる経済力はなくなる。 そうなると、子どもは大学進学などの将来の選択肢は一気に狭くなり、相対的貧困から脱することは絶望的になっていく。 そんな非常に危険な綱渡りを毎日続けるような生き方、それこそが現代の日本の貧困なのだ。 この危機的状況を良くするには、どうすればいいのか。 筆者はもっとお節介を増やさないといけないと、最後に述べる。 現日本政府は教育・福祉にあまりお金をおとさない(これはとても大きな大きな問題で、もっと国民が主張しなければならないと思う)のだから、民間の活動から変えてくしかない。 学校教育であったり、NPOであったり、地域の大人たちであったり、あるいは企業がビジネスとして、多角的に多層的に手を取り合い、皆で解決に挑んでいかなければならないのだと思う。

Posted by ブクログ

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