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わたしの「女工哀史」 岩波文庫
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わたしの「女工哀史」 岩波文庫

高井としを(著者)

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わたしの「女工哀史」 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2015/05/18
JAN 9784003811610

わたしの「女工哀史」

¥825

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2023/10/21

本当は『女工哀史』を読みたかったんだが、手に入らなくて代わりに読んだけど、何の何の、これはこれでなかなか良い。『女工哀史』の著者、細井和喜蔵の妻、高井としをさんの書かれた本。たいへんな思いをして戦前、戦中、戦後を生き抜いてきた女性の、伝記のような1冊。 今をのほほんと生きているこ...

本当は『女工哀史』を読みたかったんだが、手に入らなくて代わりに読んだけど、何の何の、これはこれでなかなか良い。『女工哀史』の著者、細井和喜蔵の妻、高井としをさんの書かれた本。たいへんな思いをして戦前、戦中、戦後を生き抜いてきた女性の、伝記のような1冊。 今をのほほんと生きていることが申し訳なくなる。

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2022/08/07

女工哀史もすごいけど、その著者の奥さんで本書の著者高井としをさんも相当すごい。 ただ哀しい女工だったわけではなく、大いに学び大いに戦う女工であった記録。 吉野作造、イプセンなどから、女性や人間のあるべき姿を学んで、自分達や仲間たちのおかれた環境を改善するために当局と戦っていく...

女工哀史もすごいけど、その著者の奥さんで本書の著者高井としをさんも相当すごい。 ただ哀しい女工だったわけではなく、大いに学び大いに戦う女工であった記録。 吉野作造、イプセンなどから、女性や人間のあるべき姿を学んで、自分達や仲間たちのおかれた環境を改善するために当局と戦っていく姿に大いに力づけられる。 細井さんとの夫婦の在り方、高井さんとの夫婦のあり方、子どもを亡くす経験を経て、5人の子どもを一人で育て上げるという、すさまじい生命力。 私たちがいま、ワーキングマザーで大変、とか言ってるのは、著者にとってみれば鼻で笑えるレベルだろう。 こんな人たちがいてくれたから、今の社会の安心や豊かさがあるのだと、しみじみ振り返る。 メモ 吉野作造: 労働者は話し合い、学び合い、団結することによって生活の向上ができる。

Posted by ブクログ

2017/12/31

社会を受動し、社会に挿入された人が、しかし社会に対して「能動」する。その力強さに勇気をもらう。 自分の興味としては、こうした個人史を丹念に読み解いていく中で見えて来る「社会」や歴史の「枠」であったり、またこうして「文字」になっていることで、たしかに「こういう人がいた」「こういう...

社会を受動し、社会に挿入された人が、しかし社会に対して「能動」する。その力強さに勇気をもらう。 自分の興味としては、こうした個人史を丹念に読み解いていく中で見えて来る「社会」や歴史の「枠」であったり、またこうして「文字」になっていることで、たしかに「こういう人がいた」「こういうことがあった」ということが後世へと伝達されていく、そこに何か自分のやっていきたいことがあるなぁと。

Posted by ブクログ

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