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マシュマロ・テスト 成功する子・しない子
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マシュマロ・テスト 成功する子・しない子

ウォルター・ミシェル(著者), 柴田裕之(訳者)

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マシュマロ・テスト 成功する子・しない子

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2015/05/01
JAN 9784152095411

マシュマロ・テスト 成功する子・しない子

¥220

商品レビュー

3.9

30件のお客様レビュー

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2022/12/27

有名なマシュマロ・テスト。我慢すれば、より大きな報酬を得ることができるとして、我々は我慢をするのか。それは実際には報酬の内容にもよるし、要求される我慢の度合い、報酬取得の信頼度、それらの期待値や自分の欲望や実力を正確に把握できるかによる。 頑張って勉強して大企業に入って、幸せな...

有名なマシュマロ・テスト。我慢すれば、より大きな報酬を得ることができるとして、我々は我慢をするのか。それは実際には報酬の内容にもよるし、要求される我慢の度合い、報酬取得の信頼度、それらの期待値や自分の欲望や実力を正確に把握できるかによる。 頑張って勉強して大企業に入って、幸せな人生のマシュマロを得られる時代ではなくなっている。それを分からず、目の前のマシュマロを我慢し続ける自制心が重要だなんていうのは、人間の機械化を無責任な運任せで肯定しているに過ぎない。そんな風に思う。今日、美徳や価値観の根本が揺らいでいる。 意志薄弱の事を古代ギリシアの哲学者は「アクラシア」と呼んだ。価値観が揺らぎ変容しても、意志薄弱者には軌道修正ができない。マシュマロは我慢しなくて良いが、自らをコントロールする力は必要だ。更に、マシュマロを用いた心理テストを見抜く洞察力とそれに抗ってみようとする自我が重要である。尚、ここで一つ目のマシュマロを食べず、報酬の二つ目を得た時点で二つとも踏み潰すような反逆的行為、あるいはその発想を厨二病またはアートと呼び、その過激さに心打たれる現象をファッションと呼ぶ。重要なのは、意志を強く持ち、盲目的に手懐けられた機械にはならず、抗って自己特別視したりそれに魅了される事なく、自然体でやり過ごす事。そうでなければ、他人の意図に絡め取られる。絡め取られたって別に良いのだが、それならば、自分の時間は他人の自由という事だ。本著には全くこんな論説はないが、マシュマロテストは奥深い。気丈にどんなマシュマロにも魅力を感じず、与えられるものに期待を寄せず、身も任せず。

Posted by ブクログ

2022/08/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・自己効力感とは、自分の行動を決定するにあたり、能動的な行為者になれるという信念。 ・楽観主義者は、楽観の度合いが小さい人と比べると、自分の健康と将来の幸せを守るために多くの手を打ち、全般に健康で鬱になりにくい。 ・幼い頃マシュマロを2個モラウタメニ待てる秒数の長い人ほど、大学進学適正試験の点数がよく、欲求不満やストレスにうまく対処できる。 ・ホットシステム→キリギリス、クールシステム→アリ

Posted by ブクログ

2022/03/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1960年代の園児実験:マシュマロ1個を直ちにもうらか、一人きりで20分待って2個もらうか。幼少期の自制能力が人生展開に重要。

Posted by ブクログ

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