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ロケットスカイ インディゴの夜 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2015/05/20 |
JAN | 9784087453218 |
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商品レビュー
3.3
22件のお客様レビュー
久しぶりに読むインディゴシリーズ。出版社とカバーイラストが変わってなんとなく遠ざかっていたのだが、図書館で目にして読みたくなった。 すっかり設定やキャラクターを忘れているかと思ったが意外と覚えていた。 『クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれるホストク...
久しぶりに読むインディゴシリーズ。出版社とカバーイラストが変わってなんとなく遠ざかっていたのだが、図書館で目にして読みたくなった。 すっかり設定やキャラクターを忘れているかと思ったが意外と覚えていた。 『クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれるホストクラブがあればいいのに』 という晶の思いつきで始めた〈club Indigo〉もまもなく10年だそうで早いもの。 はじめの設定は忘れたが、この作品での晶は『ギリギリ30代』、だがスマホの着ボイスは80年代の大映ドラマのオープニングナレーションという相変わらずの昭和感。ホストたちにも表のライター業でも年寄り扱いされていて年齢設定に無理があるような気もするが、まあ良いか。 晶は『自分を見つめ直す時期なのかも』と考えたり、そういう時にはそういう話も持ち込まれ動揺させられる。 ホスト探偵団たちも一部のジョン太、犬マン、アレックス、DJ本気(マジ)らと二部の手塚くん、酒井くん、川谷くんらとの世代交代か?とざわついたり焦ったり。 シリーズを読んできた私としては一部ホストたちと比べてマイペースで独特の感性の二部ホストたちは晶同様扱いに困るが、付き合ってみれば彼らもまた面白いし人間臭い。 唯一変わらないのは憂夜さんで、その孤高のホストスタイルも足音を立てない歩き方も、飲み物へのこだわりも何もかも懐かしい。因みに今回はコビ・ルアクなどの糞シリーズ。 事件となればヤクザ関係であろうがあっという間に情報を掴んだり、晶に危険が迫れば身を呈して守ってくれたりと頼もしい。 晶と同じく裏オーナーの塩谷さんは普段は皮肉屋なのだが、やはり晶のある誘いが気になる様子。黙っていたことを怒ったかと思えば晶のピンチに焦ったり、晶のことを大事に思っているんだと安心。 晶は自分を『常に傍観者』と評し、ホストたちもそのことが寂しいらしいが、店のみんなに『心から慕われ、揺るぎない絆で結ばれている』様子は嬉しい。 裏表紙に『あの人気ホストに決断のときが訪れ』とあり、それが気になっていたのだが、これは快く送り出したい決断だった。 一方晶の決断は予想通り。 『「表」と「裏」、二つの場所を成り立たせるのが「賭け」だ。やりたいこと、やるべきことはまだまだある。そのためには昼間の日差しと夜のネオン、どちらも必要だ』 『ぶん殴ってもいいし、ネタで終わらせてもいい。ただし必ずオチをつけろ。それがこの店のルールだ』 インディゴメンバーの笑いあり本気あり悩みあり怒りあり、そんな雰囲気に久しぶりに浸れて楽しかった。 ※シリーズ作品一覧 (★はレビュー投稿あり) ①「インディゴの夜」★ ②「チョコレートビースト」★ ③「ホワイトクロウ」★ ④「Dカラーバケーション」 ⑤「ブラックスローン」 ⑥ 本作 ★
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03月-11。3.0点。 インディゴの夜第6弾。メンバーにも大きな転機が。 本作でひと区切りかな。それともラストか。 この後に前日譚が発売されている。読もう。
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インディゴの夜の第六弾。 東急東横線が地下化されてた。 渋谷がかなり現在に近くなっている。 これが最後の作品。 結局、伝説のホストでIndigoのマネージャー憂夜の秘密は明かされず、 もっと大きな変化(例えば、支店を出すとか)があるかと思ったけど、 それほどでもなく。 なぎ...
インディゴの夜の第六弾。 東急東横線が地下化されてた。 渋谷がかなり現在に近くなっている。 これが最後の作品。 結局、伝説のホストでIndigoのマネージャー憂夜の秘密は明かされず、 もっと大きな変化(例えば、支店を出すとか)があるかと思ったけど、 それほどでもなく。 なぎさママにもうひと暴れしてほしかった。
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