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ロケットスカイ の商品レビュー

3.3

22件のお客様レビュー

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2022/06/04

久しぶりに読むインディゴシリーズ。出版社とカバーイラストが変わってなんとなく遠ざかっていたのだが、図書館で目にして読みたくなった。 すっかり設定やキャラクターを忘れているかと思ったが意外と覚えていた。 『クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれるホストク...

久しぶりに読むインディゴシリーズ。出版社とカバーイラストが変わってなんとなく遠ざかっていたのだが、図書館で目にして読みたくなった。 すっかり設定やキャラクターを忘れているかと思ったが意外と覚えていた。 『クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれるホストクラブがあればいいのに』 という晶の思いつきで始めた〈club Indigo〉もまもなく10年だそうで早いもの。 はじめの設定は忘れたが、この作品での晶は『ギリギリ30代』、だがスマホの着ボイスは80年代の大映ドラマのオープニングナレーションという相変わらずの昭和感。ホストたちにも表のライター業でも年寄り扱いされていて年齢設定に無理があるような気もするが、まあ良いか。 晶は『自分を見つめ直す時期なのかも』と考えたり、そういう時にはそういう話も持ち込まれ動揺させられる。 ホスト探偵団たちも一部のジョン太、犬マン、アレックス、DJ本気(マジ)らと二部の手塚くん、酒井くん、川谷くんらとの世代交代か?とざわついたり焦ったり。 シリーズを読んできた私としては一部ホストたちと比べてマイペースで独特の感性の二部ホストたちは晶同様扱いに困るが、付き合ってみれば彼らもまた面白いし人間臭い。 唯一変わらないのは憂夜さんで、その孤高のホストスタイルも足音を立てない歩き方も、飲み物へのこだわりも何もかも懐かしい。因みに今回はコビ・ルアクなどの糞シリーズ。 事件となればヤクザ関係であろうがあっという間に情報を掴んだり、晶に危険が迫れば身を呈して守ってくれたりと頼もしい。 晶と同じく裏オーナーの塩谷さんは普段は皮肉屋なのだが、やはり晶のある誘いが気になる様子。黙っていたことを怒ったかと思えば晶のピンチに焦ったり、晶のことを大事に思っているんだと安心。 晶は自分を『常に傍観者』と評し、ホストたちもそのことが寂しいらしいが、店のみんなに『心から慕われ、揺るぎない絆で結ばれている』様子は嬉しい。 裏表紙に『あの人気ホストに決断のときが訪れ』とあり、それが気になっていたのだが、これは快く送り出したい決断だった。 一方晶の決断は予想通り。 『「表」と「裏」、二つの場所を成り立たせるのが「賭け」だ。やりたいこと、やるべきことはまだまだある。そのためには昼間の日差しと夜のネオン、どちらも必要だ』 『ぶん殴ってもいいし、ネタで終わらせてもいい。ただし必ずオチをつけろ。それがこの店のルールだ』 インディゴメンバーの笑いあり本気あり悩みあり怒りあり、そんな雰囲気に久しぶりに浸れて楽しかった。 ※シリーズ作品一覧 (★はレビュー投稿あり) ①「インディゴの夜」★ ②「チョコレートビースト」★ ③「ホワイトクロウ」★ ④「Dカラーバケーション」 ⑤「ブラックスローン」 ⑥ 本作 ★

Posted byブクログ

2021/03/10

03月-11。3.0点。 インディゴの夜第6弾。メンバーにも大きな転機が。 本作でひと区切りかな。それともラストか。 この後に前日譚が発売されている。読もう。

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2019/10/29

インディゴの夜の第六弾。 東急東横線が地下化されてた。 渋谷がかなり現在に近くなっている。 これが最後の作品。 結局、伝説のホストでIndigoのマネージャー憂夜の秘密は明かされず、 もっと大きな変化(例えば、支店を出すとか)があるかと思ったけど、 それほどでもなく。 なぎ...

インディゴの夜の第六弾。 東急東横線が地下化されてた。 渋谷がかなり現在に近くなっている。 これが最後の作品。 結局、伝説のホストでIndigoのマネージャー憂夜の秘密は明かされず、 もっと大きな変化(例えば、支店を出すとか)があるかと思ったけど、 それほどでもなく。 なぎさママにもうひと暴れしてほしかった。

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2018/12/12

club indigoシリーズ6巻。2018時点での最新刊。 遂に爆弾犯まで出てきてかなりの大事だと思ったが、そういえば殺人も日常だったのだった。 晶と塩谷の関係がすごくいい。ホストの面々も頼れるのだが、晶から見れば何だかんだで守る相手であり、最後に頼ることができるのは塩谷で、塩...

club indigoシリーズ6巻。2018時点での最新刊。 遂に爆弾犯まで出てきてかなりの大事だと思ったが、そういえば殺人も日常だったのだった。 晶と塩谷の関係がすごくいい。ホストの面々も頼れるのだが、晶から見れば何だかんだで守る相手であり、最後に頼ることができるのは塩谷で、塩谷にとっても大事な相棒で。恋愛感情はない…ように思われるのだが、よくわからない。 憂夜さんは相変わらず素敵だが、ハーブから希少なコーヒーに関心が移っており、いったいどこへ向かっているのか。そして、餞別がバジルって、なんでやねん。マオカラースーツは格好いいけど(想像)!

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2018/10/17

おもちゃみたいにわちゃわちゃしているホストたちが可愛かった。今回はジョン太に目が行った。ラストが意外で淋しい。

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2017/05/25

うーん…思ったほど好きではなかった。やはりシリーズも続き過ぎるとマンネリ化するのかしらん。いまいちピンとこなかった。

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2017/01/15

ジョン太ぁー!!! それはそうと、登場人物の年齢が止まってきた感があるのだけど気のせいかしら? ちゃんと老けていって欲しいのよね。

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2016/07/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『インディゴの夜』シリーズの6作目。 ちょっと前作から失速気味かなと考えていたけど やはりインディゴのホスト達にも世代交代とNO1の降板 という波が押し寄せました。 別に何かポカをして誰かが去るわけではなく 発展的な解消という感じです。 事件もすごく面白い!疾走感!って感じはないし。 パティシエ殺人のお話だけは、ああ目の付け所が 良いなと思ったけど…。 閑話休題。 晶さん自身も、長い付き合いの出版社から 引き抜きの話があります。 但しこちらは事件に関わった ことでポシャってしまうのですが。 ひらりと環境を変え、違う人生を生きるジョン太に 比べると、薄々インディゴから去りたくなった晶さん が再就職をポシャるのは、シリーズ存続とか インディゴのためとかじゃなく、 「ああ、歳なんだな」 って感じます。 もし、晶さんが素直に自分の変化を認めて再就職して いたなら、あそこで晶さんも再出発。 お店のみんなに見送られて 爽やかな幕切れで良かったのに。 インディゴに愛着があるっていうのは 良かった時が忘れられないだけに見えて すごく寂しくなりました。 何となく変わらない環境を選び、実は色気のあった 新しい仕事を逃すなんて、イキってみたところで 晶さん、若くないなと。 このシリーズが最初に出た時、なんて斬新で 格好いいミステリが出たんだと、ホストクラブの 遊びもちょっぴり楽しむ感じで面白く読みましたっけ。 こんな、何となく時期が過ぎちゃったインディゴには もう行きたくないから、次が出ても読まないと 決めました。水商売はうら悲しくなっちゃダメ。 酒場ならいいけど、ホストクラブでそれは、ダメです。 さよなら。CLUB Indigo。 楽しかったわ。 そんなだから、評価はちょっとだけ辛いです。 ほんとは3つでもいいけど…。 やっぱり厳しく2つで。

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2016/06/21

ずっと変わらずとどまることはできなくても晶はブレずに自分の立ち位置わかってて嬉しかった。 何処かにずっと存在し続けてほしいインディゴです。

Posted byブクログ

2015/11/21

(収録作品)スウィートトリック/ラシュリードライブ/見えない視線/ロケットスカイ/コラボマンガ No.1の忘れもの

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