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〈面白さ〉の研究 世界観エンタメはなぜブームを生むのか 角川新書
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〈面白さ〉の研究 世界観エンタメはなぜブームを生むのか 角川新書

都留泰作(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2015/05/09
JAN 9784041027530

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商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2022/08/21

人類が古代には土地を奪いあい、現代ではエネルギーを奪いあい…さて次は「時間」なのでは。というのが面白かった。 確かに、落語などの1時間、30分のお笑いが、テレビによって5分、3分と短縮され、さらに動画アプリなどで1分、20秒とわかりやすいインパクト重視のエンタメになっている現状を...

人類が古代には土地を奪いあい、現代ではエネルギーを奪いあい…さて次は「時間」なのでは。というのが面白かった。 確かに、落語などの1時間、30分のお笑いが、テレビによって5分、3分と短縮され、さらに動画アプリなどで1分、20秒とわかりやすいインパクト重視のエンタメになっている現状を見るとこの先、どうなってしまうのだろうと心配のほうが大きい。

Posted by ブクログ

2016/02/06

この世界観エンタメはこうして考察をするからこそより面白いし、それを文化人類学者であって漫画家である筆者がするだからその光の当て方は面白いし興味深かった。

Posted by ブクログ

2015/11/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「スターウォーズ」、ジブリ作品シリーズ、「精霊の守人」シリーズ、進撃の巨人、ワンピース、踊る大捜査線、始め、国内外問わず、エンタメ界を牽引するヒット作品の考察。どれも自分の好きな作品だったので興味深く読めた。 ワンピースの、外の世界に出ようとする設定と、進撃の巨人の、ウォールの中に何としても留まろうとする設定の比較など。 ワンピースは幾何学的に組み替えることによって、世界空間を平面方向に向けて東から西へ階層化している、との考察も面白い。 著者の興味の持たせ方が大変うまく、「寄生獣」が読みたくなった。 掘り下げていくと、こういったエンタメの設定って面白いんだよね。ネタは尽きることが無いと思う。これからも世の中に多くの素晴らしい作品が生まれますように。そして私もいつかそれにどんな形であれ、携われると良いな。 興味のない部分は飛ばしたけど。 ・ワンピースの世界観のミソは、それぞれの島が他から切り離され、次にどんな島があるかわからないというところにある。 ・中盤以降の盛り上がりの舞台となる「グランドライン」は、地磁気が乱れて方位磁石が使えないという設定。しかし個々の島は、ある種の神秘的な磁力のようなもので他の島と引き合っており、この磁力はそれぞれの島に一定時間留まることで「ログポーズ」に蓄積され、 次の島への航路が主人公達に差し出される。 ・多くの巨匠達に共通するのは、彼らが謙虚な「アーティスト」だということ。

Posted by ブクログ

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