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S,M,L,XL+ 現代都市をめぐるエッセイ ちくま学芸文庫
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S,M,L,XL+ 現代都市をめぐるエッセイ ちくま学芸文庫

レム・コールハース(著者), 太田佳代子(訳者)

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S,M,L,XL+ 現代都市をめぐるエッセイ ちくま学芸文庫

定価 ¥1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2015/05/11
JAN 9784480096678

S,M,L,XL+ 現代都市をめぐるエッセイ

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商品レビュー

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10件のお客様レビュー

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2026/06/15

30年前ごろ? 建築意匠系の多くの学生は、読め/読みもしないくせに『S,M,L,XL』を部屋に飾ってました。そんな伝説書のテキスト抜粋版なのに、今読むと軽くて薄い文体・内容で驚きます…。まあ、コロンブスの卵みたいなもんで、レム・コールハースは建築大好きでないからこそ、こうも革新的...

30年前ごろ? 建築意匠系の多くの学生は、読め/読みもしないくせに『S,M,L,XL』を部屋に飾ってました。そんな伝説書のテキスト抜粋版なのに、今読むと軽くて薄い文体・内容で驚きます…。まあ、コロンブスの卵みたいなもんで、レム・コールハースは建築大好きでないからこそ、こうも革新的になれたんだろうと思います。一冊の本としては『錯乱のニューヨーク』のほうが圧倒的に面白いけど、こっちはエッセイ集なので気軽に読めるのが利点ですね。 *** 「ジェネリック・シティ」では、ミース・ファン・デル・ローエに言及されるのが示唆的。ミース的空間が詩的(イズム)になるか虚無的(スタイル)になるかは紙一重だから 、何でも起こりえる空間に悪いことが起こった、それが現代都市だ。だったら、良いことも起こるよ? と無責任に言うのがレム・コールハースだと思います。こんな見方をする建築家なんて、今までいなかったんです。とにかく彼は、建築神話を破壊しまくる。 *** 形態機能論争というのがあります。ちなみに、世界最古の建築書には何も書かれていないそうです(建築の内部と外部の区別がなかったから)。そして建築が大きいこと「ビッグネス」は、近代から続くこの論争を置き去りにして、さらに前衛性(全ては建築)をも振り切って、建築を「進化」させる…しかし、何に? ビッグネスは普遍にはなり得ないが、これを無視、嫌悪せず評価したのはコールハースだけだったように思います。 *** 「ジャンク・スペース」は書かれた年代が後のせいか、他のエッセイと少し毛色が違うと感じました。少しだけ真面目で、冗長なのに少し分かりづらい…ジェネリック・シティ→ビッグネス→ジャンク・スペースときて、途端に言いたいことが不明瞭に感じられます。具体性を欠く空間の謂なので、仕方がないと言えば仕方ないですが…今流行りのリミナル・スペースと対比的に考えてみると面白いと思います。

Posted by ブクログ

2019/03/21

(01) 1990年代から2010年代までの著者の論考の一部が収録されている。この約20年間のスパンのなかで、都市はどのような情況にあったのか。 暴論まがいの筆致で、レトリカル、ポエティック、シンボリック、スキャンダラス、さまざまな言葉を巧みに用いて、都市の非人間性と猥雑性を暴き...

(01) 1990年代から2010年代までの著者の論考の一部が収録されている。この約20年間のスパンのなかで、都市はどのような情況にあったのか。 暴論まがいの筆致で、レトリカル、ポエティック、シンボリック、スキャンダラス、さまざまな言葉を巧みに用いて、都市の非人間性と猥雑性を暴き立てている。 中盤で、個別の都市への批評が挿入されている。ベルリン、ロッテルダム、アトランタ、ニューヨーク、シンガポール、そして東京、序にあたるパートに「ジェネリック・シティ」、締めに「ジャンクスペース」(*02)をもってくる構成は、日本語文庫版だけの構成なのだろうか、しびれる。 (02) 小タイトルとしても取り上げられたジェネリックやジャンク、ビッグネスなどのキーワード以外にも、インフラやサブシステムという都市機能や、特殊機能としてのランドスケープが現代で演じてる役についても多く言及されており、一筋縄ではいかないカオスな都市論となっている。 必ず失敗する都市計画に対し、このような「仮説を立てまくる」批評というプロジェクトの有効性は、今後評価されてもよいだろう。

Posted by ブクログ

2018/07/26

【まだ、これはメモ】 P39 直観的にわかるように採用したのだろうけど、1994年の文章で「出会い系サイト」は違和感ある。精一杯「無料風俗案内所」とかじゃね?原典では"dating agency"(P1264) 学内で英語でネットはやや使ってたけど、普及は1...

【まだ、これはメモ】 P39 直観的にわかるように採用したのだろうけど、1994年の文章で「出会い系サイト」は違和感ある。精一杯「無料風俗案内所」とかじゃね?原典では"dating agency"(P1264) 学内で英語でネットはやや使ってたけど、普及は1995以降で、出会い系とかさらにもーちょっとあとだろう。 なんかぺらくないか? (私の読解力と知識不足によると信じたいけど、そもそも、どーも合わなさそうになってきてて参る。このうげー感は、あの『資本主義が嫌いな人のための…』に感じたのに通ず。) ポストモダンぽい用語は織り交ぜてあるだけの、メチャクチャ90年代サブカルぽい。 つーか、「ジェネレーションX」とか「なんとなくクリスタル」とかそんな感じだ。まあ、これは小説らしいので。 読みかけのボードリヤールに戻ろうか。このままぺらいと挫折しそう。分厚い洋書のほうはどーしたらいいんだよ。クソつまらなくないことを祈る。 英語で読んでると、カン違いしたまま読み進めそうだったのと、訳注があることと、要は若干面倒になって、日本語版に手を出した。 ジェネリックシティ、洋書のXLの部分だけど、なんで冒頭なのかな? ・ポストモダンがむかしのものになり、消費フェーズの今だから、当時と違って無責任に読み散らかせる。 ・20世紀末、バブル日本や近未来はアジアに白人オーダーの世界が消費されていくのを黄渦のように怯え唾を吐く白人のきもち。(しかし、311後日本は盛大にぶっこけて、ネバー保守なネット右翼やサブカル消費になめつくされ、絶賛胃瘻中であり、なやみ無用だったのだ。2020オリンピックがその墓標で、ロゴは忌いのサイン。)

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