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イギリス海賊史(上)
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イギリス海賊史(上)

チャールズ・ジョンソン(著者), 朝比奈一郎(訳者)

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イギリス海賊史(上)

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 Libro
発売年月日 1983/09/30
JAN 9784845701025

イギリス海賊史(上)

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2012/08/06

18世紀初頭の裁判の議事や海賊に襲われた人や元海賊に聞いて作ったノンフィクションの海賊本。出版されるな否やベストセラーになったり二次著作がうまれ海賊ブームがおきたりしたらしく、現在の海賊のイメージはこの本に寄るものという海賊本界のマスターピースらしいので読んでみた。 名前を聞い...

18世紀初頭の裁判の議事や海賊に襲われた人や元海賊に聞いて作ったノンフィクションの海賊本。出版されるな否やベストセラーになったり二次著作がうまれ海賊ブームがおきたりしたらしく、現在の海賊のイメージはこの本に寄るものという海賊本界のマスターピースらしいので読んでみた。 名前を聞いたことがある海賊が何人も出てきて最初は派手に暴れている姿が描かれているが最終的には逮捕されて死刑になるか、戦闘で死んでしまうため海賊への夢とロマンが薄まってしまう内容になっている。 当時の商船では厳密な階級社会の下で低賃金で不自由な生活を強いられていた船員や奴隷たちが、海賊になれば実力社会の下で船長になったり船長を投票する権利を与えられるという点を考えると海賊が魅力的な選択肢になり得たことがわかるが、絞首刑になった人の年齢を見ると20代が多く、それも海賊になってから数年で逮捕されてしまう点(逮捕=ほぼ死刑)を見ると、職業としての海賊はハイリスクすぎです。 ただ取材した時期がイギリス海軍が本気で海賊を取り締まったことでアメリカや中南米の海賊が壊滅していく最中だったこと、裁判記録を元にしているため逮捕された間抜けな海賊の話になっているため、この本の見えないところで、もっと巧くやって幸せな余生を送った海賊たちもいたと信じたいところです 。 あと下巻は17世紀後半と海賊黄金期の話なのでバッドエンドじゃない話もありそうなので、海賊へのあこがれを強くするために下巻も読んでみたいと思います。

Posted by ブクログ

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