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歩道橋の魔術師 エクス・リブリス
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歩道橋の魔術師 エクス・リブリス

呉明益(著者), 天野健太郎(訳者)

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歩道橋の魔術師 エクス・リブリス

定価 ¥2,310

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2015/04/01
JAN 9784560090398

歩道橋の魔術師

¥990

商品レビュー

4

37件のお客様レビュー

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2024/04/15

 今は無き商業施設「中華商場」に生き、その歩道橋にいた“魔術師”の記憶をめぐる10篇から成る連作短篇集。  殊更に惜しみ懐かしむことなく、各篇の語り手たちは幼年期に確かに在った物・起きた事を淡々と語っていく。あんな人がいた/こんな事があったを静かに思い出して紡いでいく、ただそれだ...

 今は無き商業施設「中華商場」に生き、その歩道橋にいた“魔術師”の記憶をめぐる10篇から成る連作短篇集。  殊更に惜しみ懐かしむことなく、各篇の語り手たちは幼年期に確かに在った物・起きた事を淡々と語っていく。あんな人がいた/こんな事があったを静かに思い出して紡いでいく、ただそれだけ。彼ら彼女らが体験した魔法そのものの真偽は重要ではない。

Posted by ブクログ

2024/03/26

喪失の物語。 大人になって、少年時代に何を失ったのかに気づく。誰かに語ることによって。 エドワード・ヤンの映画と同じ匂いが。 村上春樹とも。 さらに付け足すなら、小沢健二とも。 魔法が解けたあとの哀しさ。

Posted by ブクログ

2024/03/01

1980年代初頭、台北の今はない中華商場が舞台のすごく不思議で、胸がギュッと掴まれる10編の短編集。 文章のリズムがとても心地よく、台北の街の雰囲気が目に浮かび、おもしろくて懐かしさや切なさも感じる物語でした。 とても素敵な翻訳の文章で、この作品を翻訳をさ...

1980年代初頭、台北の今はない中華商場が舞台のすごく不思議で、胸がギュッと掴まれる10編の短編集。 文章のリズムがとても心地よく、台北の街の雰囲気が目に浮かび、おもしろくて懐かしさや切なさも感じる物語でした。 とても素敵な翻訳の文章で、この作品を翻訳をされた天野健太郎さんの訳書を他にも読んでみたいと思って調べてみたら、2年前に47歳という若さでお亡くなりになったと知りとても悲しく残念に思います。

Posted by ブクログ

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