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ナポレオンに背いた「黒い将軍」 忘れられた英雄アレックス・デュマ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 白水社 |
| 発売年月日 | 2015/04/01 |
| JAN | 9784560084267 |
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ナポレオンに背いた「黒い将軍」
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商品レビュー
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4件のお客様レビュー
"モンテ・クリスト伯"や"三銃士"の著者である、アレクサンドル・デュマの父親の生涯 まず最初が、資料探しの苦労?が延々と…なんか読む気力が削られて、読み進むのに苦労しました
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現在、世界でも最貧国の一つであるハイチは、かつてフランス植民地で、砂糖の大産地だった。 そこに渡った貧乏侯爵のドラ息子が、黒人奴隷の女と子供を作り、連れて帰って教育を受けさせ伯爵にする。 黒人ハーフの伯爵は、フランス革命期に軍隊に入って頭角を現し、将軍となり、ナポレオンのエジプト...
現在、世界でも最貧国の一つであるハイチは、かつてフランス植民地で、砂糖の大産地だった。 そこに渡った貧乏侯爵のドラ息子が、黒人奴隷の女と子供を作り、連れて帰って教育を受けさせ伯爵にする。 黒人ハーフの伯爵は、フランス革命期に軍隊に入って頭角を現し、将軍となり、ナポレオンのエジプト遠征にも参加する。 「ナポレオンのエジプト」にも、兵隊に人気のある将軍として登場する、アレクサンドル・デュマ将軍。 三銃士を書いた、あのアレクサンドル・デュマの父である。 デュマ将軍は、ナポレオンと対立し、晩年は不遇であった。 子デュマは、敬愛する父の伝記を書き、モンテクリスト伯には、デュマ将軍の人生が反映されている。 フランス革命期に、奴隷解放が行われていて、黒人でも議員になれたり、普通に軍隊で出世もできた時期があったというのは、知らなかった。 その時代は長くは続かず、ナポレオンが権力を握ると、黒人に対する差別も復活する。 フランス革命の「自由・平等・博愛」という理念は、決してよい結果ばかりもたらしたわけでは無いが、その理念によって達成されたこともあったわけだ。 ナポレオンの支配は、フランス革命の理念の終わりでもあった。 デュマ将軍の生涯は、短い黒人解放期を象徴するものであり、彼はフランス革命とともに上昇し、その理念の衰えとともに歴史から去った。 アレクサンドル・デュマが黒人のクォーターだったなんて知らなかった。 しかし、エドモンダンテスは、ナポレオン派として投獄されるし、モンテクリスト伯の中で、悪役は王党派、善玉はナポレオン派という感じなのだが、実際は、デュマ将軍はナポレオンにはかなり恨みを持っていたと思われる。 子デュマもナポレオンへの恨みは共有していたと思うのだが、王党派よりはましだと思ったのか、自分の個人的な感情は抜きにして、ナポレオンは当時のフランスで人気があったからそのように書いたのか、父親のこととは別に自分もナポレオンのファンだったのか、どうなんだろう。 作家としての理性的な判断でナポレオン派は善玉なんだとしたら、すごく世間を分かってる人だよね。 デュマ将軍は、背が高く、「ハンサム」だったと書かれているが、子供のひいき目ということは無く、世間でもハンサムだと思われていたらしい。 それもびっくり。黒人=毛嫌いされる、というのは思い込みなんだ。 しかし、その評価自体も、革命期の一時的なものなんだろう。 宝塚で、「カリスタの海に抱かれて」(大石静)という演目を見た。地中海のフランス植民地カリスタ島出身の青年が本国に渡り、ナポレオン配下の将校になって、支配階層として島に帰ってくるが、独立運動側に肩入れするというような話で、いくらなんでもご都合主義では、と思ったんだが、現実はもっとドラマチックだった。
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文豪アレクサンドル・デュマの名前は知っていたが恥ずかしながら彼が黒人、正確にはクォーターということは知らなかった。本作は文豪の父で黒人とのハーフであるフランスの軍人についての一代記。本国で食い詰めた侯爵の不良息子がハイチに渡って奴隷の女性に産ませた子供のうちの一人。このろくでもな...
文豪アレクサンドル・デュマの名前は知っていたが恥ずかしながら彼が黒人、正確にはクォーターということは知らなかった。本作は文豪の父で黒人とのハーフであるフランスの軍人についての一代記。本国で食い詰めた侯爵の不良息子がハイチに渡って奴隷の女性に産ませた子供のうちの一人。このろくでもない男は相続のためにフランスに帰国するのだけど何故か主人公一人だけを連れて帰る。ちなみに他の子供は母親とセットで奴隷として売っぱらってしまった…。フランスで軍人になった主人公は優れた体格と並外れた体力でどんどん昇進し、フランス革命のゴタゴタもあって将軍にまで昇進する。が、同時に頭角を現したナポレオンに妬まれ敵の捕虜になった途端に見捨てられ…解放されて帰国しても年金も貰えず困窮のうちに亡くなった、という話。フランス革命の流れも分かってかなり興味深い作品だった。
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