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岩波講座 現代社会学(15) 差別と共存の社会学
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岩波講座 現代社会学(15) 差別と共存の社会学

井上俊(編者), 上野千鶴子(編者), 大澤真幸(編者), 見田宗介(編者), 吉見俊哉(編者)

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岩波講座 現代社会学(15) 差別と共存の社会学

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1996/04/12
JAN 9784000107051

岩波講座 現代社会学(15)

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2012/08/19

進む方向に誤りが無いか、絶えず自問自答を続けながら無限に、この一歩一歩を繰り返す。その過程こそが解放だ。 自己記述/自己批判/ 人は道徳的自己像を作り上げようと望む限り、自分の道徳性を引き上げ、他者の道徳性を引き下げる争いに必然的に関与してしまう。 価値の取り戻しと存在証明からの...

進む方向に誤りが無いか、絶えず自問自答を続けながら無限に、この一歩一歩を繰り返す。その過程こそが解放だ。 自己記述/自己批判/ 人は道徳的自己像を作り上げようと望む限り、自分の道徳性を引き上げ、他者の道徳性を引き下げる争いに必然的に関与してしまう。 価値の取り戻しと存在証明からの自由とは規制の支配的な存在証明の体系を掘り崩す潜在力を有するという意味において一連のものである。価値の取り戻しは規制の価値の相対化と価値増殖をもたらすかもしれない新しい価値を創造し、社会に提案し、その承認を求める事によって。一方存在証明からの自由は存在証明の圧力そのものを無視/軽視する事によって秩序原理として作動する存在証明のシステムとそのようなシステムに依存して存在する社会のあり方を一挙に揺さぶる。 価値を増殖しようとする営みと価値から自由になろうとする営み、あるいはアイデンティティへの自由とは、アイデンティティ問題を解決するための手段という意味を遥かに超えて解放と共生へと社会を向かわせる可能性を含んでいる。 だれしも被差別部分と差別的強者の部分を多元的に有している。(上野さん)

Posted by ブクログ

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