日経平均トレーディング入門 指数としての特質を踏まえた先物取引戦略

國宗利広(著者)

• 販売会社／発売会社: 中央経済社
• 発売年月日: 2015/04/10
• JAN: 9784502143212

商品レビュー

2021/04/08

勉強になったが、この一冊ではまだまだ分からないことが多い。これまで先物はシンプルなものと見ていたが、思ったよりも理解が追いつかなくて自分でも驚いた。やはり実際の取引を経てみなければ本質は見えてこない。

先物とは何か。その取引に参加しているのは誰か。意図は何か。とてつもない金額の取引きがされている。
普段から、株の世界では気配から寄り付きまで、先物の動きに大きな影響を受ける。先物の世界は株の世界とは一線を画すが繋がりは深い。

私自身は今のところ、先物取引はやらないが、先物の動きによって、日経平均が毎日のように、前日の終値からギャップを見せるのには、ほとほと疲れさせられる。多くの個別銘柄に大きな影響があるからだ。

続けて勉強したい。

読了。

2020/04/26

日経平均先物やオプションのトレーダーであった著者が、日経平均の歴史などについて、トレーダーとしての着眼点から解説。
おもしろかったです。

2017/06/19

ダウ先物は日経平均先物の成功に刺激されて始まった

確度の高い動きを見つける
間違いはただちに認める（損切り）
乗り続ける（利を伸ばす）

妥当なシナリオを大胆に仕掛ける。奇をてらったものではない

日経平均のウイークリーオプション

VIX、日経VIと日経平均IVとの違い
VIXが20％を超えると危険水域。

アフィリエイトなどのネット関連、フランチャイズ、デイトレードやFX　の３つ

レパレッジドETF、値段が上下すると下がる。

取り戻そうという下心がある取引ほどうまくいかない。
一番起きてほしくないところで予想外の事態は起きる。
すべてを飲み込んだ後、感情を持たない市場は何事もなかったように動き続ける。

弱いやつを探す。最後に行動する者、未来を見ない。

アルゴリズムは順張りがかく乱要因。

SQまで残った先物は現物へ乗り換えられる。

個人投資家はラージで1割、ミニで3割。

先物の夜間は単独商品になる。さらに時間が長い。
翌日になると現物が先物にさや寄せする。現物との裁定がない分、トレンドが出やすい。
日中にトレンドが出ている場合利食いが夜間に持ち越されることが多くなる。夜間はオーバーシュートのひげが多い。午後8時ごろまでが鉄火場。

ミニはノイズに過ぎない。

裁定トレーダーは、先物と現物のバスケットで売り買いを立てる。同時に立てればそれだけで利益。

ドル建て日経径金先物は売り方がほとんどいない。