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コンピュータシステムの理論と実装 モダンなコンピュータの作り方
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | オーム社 |
発売年月日 | 2015/03/01 |
JAN | 9784873117126 |
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コンピュータシステムの理論と実装
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商品レビュー
4.7
6件のお客様レビュー
物理学と電子工学の領域に踏み込む一歩手前である回路設計からスタートする。回路は実デバイスではなくシミュレーターを使用する。そこから積み上げていってプログラミングが可能な環境を作り上げる。各章で設計だけが提示されて、その実現が課題プロジェクトとして与えられる。もちろん全部こなしてい...
物理学と電子工学の領域に踏み込む一歩手前である回路設計からスタートする。回路は実デバイスではなくシミュレーターを使用する。そこから積み上げていってプログラミングが可能な環境を作り上げる。各章で設計だけが提示されて、その実現が課題プロジェクトとして与えられる。もちろん全部こなしていくことが望ましいが、読み進めるだけでもそれなりの収穫は得られる。ブラックボックス化されたコンピューターの仕組みを、教育的なものではあれ、実際に自分で追いかけることによって多くの謎が解明されれる。プログラミングを学び始めると、本当のところコンピューターで何が行われているのかを知ることができず五里霧中な状態におかれる。そんな状況から少しでも脱するための重要な手がかりとなる。⭐10個くらいあげたい。
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NANDゲートからはじまり、レジスタやCPUなどのハードウェアを仮想で実装する。そこからアセンブラやコンパイラなどのソフトウェアに落ちていき、ゲームを作成する。ハードウェアについて学べるのがでかい。 シンプルさと優美さを兼ね備えたものは、表現力と豊かである 最高の本。一応全て...
NANDゲートからはじまり、レジスタやCPUなどのハードウェアを仮想で実装する。そこからアセンブラやコンパイラなどのソフトウェアに落ちていき、ゲームを作成する。ハードウェアについて学べるのがでかい。 シンプルさと優美さを兼ね備えたものは、表現力と豊かである 最高の本。一応全てに目は通して、色々試してみたけど全てを自作するのは難易度が高かった。ただ、読む前よりも確実に低レイヤーの知識がついた
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本書は13章から構成されており、Nandゲートを回路の出発点として様々な仕組みを作り上げる前半、アセンブラやスタック操作、プログラム言語を考える後半、オペレーティングシステムについて考える終盤と構成されている。 各章の最後にはプロジェクトという形で演習問題が用意されていて、3章...
本書は13章から構成されており、Nandゲートを回路の出発点として様々な仕組みを作り上げる前半、アセンブラやスタック操作、プログラム言語を考える後半、オペレーティングシステムについて考える終盤と構成されている。 各章の最後にはプロジェクトという形で演習問題が用意されていて、3章までは基本的な要素から RAM などの回路を構成する体験ができる。ウェブに公開されている回答を覗き見しながら手元のマシンで回答を記入していったが、いい経験になった。 本書の為に用意されているソフトウェア群(https://www.nand2tetris.org/software)もとても充実していて、M2 チップの MacBook でも動作に支障はなかった。演習問題のテストもできるようになっていて、学習の助けになる。 一方で、4章からのプロジェクトは付属のソフトウェアのドキュメントを読み込んで仕様を把握した上でないと進めるのが難しく感じ、これ以降はズルをしてプロジェクトに回答をせずに本文だけ読み進めた。 10章構文解析では「中身を理解する」ことを重視して LEX や YACC は使用しないと明言されていたりして、全体を通して現在使用されているツールに基づくというよりは、大まかな概念を理解することを目指している。回路の物理的な理解などもさらなる理解の為には必要だと感じた。 コンピュータサイエンスの知識がほぼ皆無の私のような人間には、概念としてのコンピュータに触れる機会になったし物理的な回路にもむしろ興味が湧いたので、コンピュータが作れるようになったかというとそうではないが、同じような境遇の方にはおすすめできる本だと思う。
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