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棄霊島 (下) 角川文庫
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棄霊島 (下) 角川文庫

内田康夫(著者)

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棄霊島 (下) 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2015/03/25
JAN 9784041020609

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2023/07/06

ブクログさんレビューで知ったのだが『世界の廃墟島 美しく孤独な場所』に、当地の端島(軍艦島)が挙げてあるという。『海底炭鉱だったが、埋蔵量が激減したため放棄されたその姿が戦艦「土佐」に似ていたことから、軍艦島とも呼ばれている(一度は行ってみたいです)』と書かれている。 それで、思...

ブクログさんレビューで知ったのだが『世界の廃墟島 美しく孤独な場所』に、当地の端島(軍艦島)が挙げてあるという。『海底炭鉱だったが、埋蔵量が激減したため放棄されたその姿が戦艦「土佐」に似ていたことから、軍艦島とも呼ばれている(一度は行ってみたいです)』と書かれている。 それで、思い出した! 端島を舞台にした内田康夫さんの『棄霊島』を・・・。夏帰省していた次男と軍艦島へ上陸し、荒廃したコンクリートの建物の黒い窓が髑髏の眼窩のように暗く光っていたのが甦った。暮れに書店に平積みされた小説『棄霊島』を見つけたのは、今から一昔前の年末だった。 以下は、2010年01月07日に、別なブログに感想を書いていたのを転載しました。 作家は旅情ミステリー作家と云われている有名な内田康夫さん。題が意味深な『棄霊島』。何とも絶妙なタイトル。『浅海は『棄霊』という文字を連想した。幾多の霊魂が棄てられた島のイメージが頭の中に広がった。眼下の殉教の島、軍艦島、それに日本列島の至る所から、無為に棄て去られた霊魂たちの慟哭が聞こえてくるような気がした』の一文があった。彼の作品は一度も読んだことがないけれど、軍艦島を舞台にしてどんなプロットで小説が書かれたのかとても興味が湧いた。 忌まわしい事があってもちっともおかしくないような風貌の島影。炭鉱労働者として朝鮮大陸から連れて来られた人々など、現代の北朝鮮拉致問題と絡み合わせ、まるで事実かのようなフィクションを織り交ぜ、時々挟まれる彼の政治へ対する思想背景なども興味深く読んだ。小説中に出て来るカステラ屋さんの名前は松翁軒が松風軒と名前を変えてあるだけで、建物の佇まいはそのまんま。本当に、電車通りに面した七階建てのオランダ風の小粋なビルで、一階が店舗、二階がカフェレストラン。地名は実名で野母崎にあるレストランなどもまったくその通りなので、ノンフィクションとはとても思えず、リアリティが増す。本当にそんな事件が隠されていたのかと、モデルがあったのではないかと疑いたくなるほど。 ほとんど小説の舞台は中央都市が多く、旅行はそこに訪れて主人公の気持ちになるのが私流の楽しみ方なのだが、本作は地元だったため主人公の動向が良く把握できた。 「それにしても作家の想像力って凄い!」と、素直に手離しで喜べる作品だった。 市内の山に登ると、見えないと解っていても、長崎湾の伊王島のもっと先に浮かぶ軍艦島をつい探すしてしまうのは、いっとき止められそうにありません。と結んでいる。                    

Posted by ブクログ

2015/09/03

2回映像化されているように記憶しているが、いずれも、本書の「政治色」、「宗教観」の問題はバッサリ切られていましたね。 映像化作品だけを見ると、なんでそこまで(今更後口さんが死ななければならないほどに)話が大きくなるのかがちっとも見えてこなくてモヤモヤが残ったのが、読んですっきりと...

2回映像化されているように記憶しているが、いずれも、本書の「政治色」、「宗教観」の問題はバッサリ切られていましたね。 映像化作品だけを見ると、なんでそこまで(今更後口さんが死ななければならないほどに)話が大きくなるのかがちっとも見えてこなくてモヤモヤが残ったのが、読んですっきりとまではいかなくても、多少解消されました。 今年の、軍艦島を含む近代化遺産群の世界遺産登録とそれをめぐる韓国との軋轢を、光彦はどう見るだろうか? 素直に喜びはしないような… ところで、山前譲氏の解説にある「二〇一五年早々に日本社会を震撼させたある事件を見据えていたかのような…」って何のこと?そこだけ、全然ぴんと来なかった。 普通この時期の社会を震撼といえば、ISによる人質事件のことかなと思うが、それと本作のつながりが見えない。他に何か? 私の常識がないせい?

Posted by ブクログ

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