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こんなに便利な指数・対数・ベクトル ニュートン別冊
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ニュートンプレス |
発売年月日 | 2015/03/28 |
JAN | 9784315520125 |
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2件のお客様レビュー
私が高校生の頃、Newtonという雑誌が創刊されました。当時理系を志望していた私のことを気遣って、母は家計をやりくりして定期購読してくれたことを覚えています。 恥ずかしながら、印象に残った記事を思い出すことはできないのですが、創刊時の編集長が、私がラジオ講座を聞いていた物理の担...
私が高校生の頃、Newtonという雑誌が創刊されました。当時理系を志望していた私のことを気遣って、母は家計をやりくりして定期購読してくれたことを覚えています。 恥ずかしながら、印象に残った記事を思い出すことはできないのですが、創刊時の編集長が、私がラジオ講座を聞いていた物理の担当をしていた、東大名誉教授の「竹内均氏」だったこと、そして、この雑誌は当時とすれば、色彩が豊かで、とても綺麗な雑誌だった印象があります。 今の我々はフルカラーの綺麗な印刷物に囲まれていますが、今から30年以上前には、あまりなかったと思います。 そんな私が図書館で出会ったのが、この本です。高校時代に単に、問題を解くためだけに付き合っていた感じのする、指数・対数・ベクトルです。中には、それだけではなく、三角関数、微分、行列の解説もあります。 また、父が自由自在に使っていたにもかかわらず、とうとう使う機会(及び教わる機会)がなかった、計算尺の使用方法について解説ある点は面白かったです。 以下は気になったポイントです。 ・ギターは、フレットとよばれる部分を指で押さえた状態で弦をはじいて音を出す。半音ずつ、1.06倍の減の長さになっている(p10) ・対数とは、平たく言えば、「ある数をくりかえし、かけ算する回数」のこと(p14) ・地震のエネルギー:E、マグニチュード(エネルギーがどれほど解放されたか):Mとすると、log10 E = 4.8 + 1.5Mという関係がある。マグニチュードが2違うと、エネルギーが1000倍異なる、10^1.5x2=1000(p24) ・微分するとは、平たく言えば、「変化の割合を求める」(p47) ・ベクトル場の身近な例は、風の分布、スカラー場としては、気圧配置(p91) ・磁場の変動によって電場が発生し、電場の変動によって磁場が発生する(p100) ・高さの変化量が同じであれば、斜面の有無や角度に関係なく、最終的に物体が得るエネルギー(速度)は一定になる、ただし、重力以外の力による何等かの仕事を受ける(ひもで引っ張る、摩擦力がある)とそうでない(p114) ・内積は、単なるスカラーであるが、外積は、2つのベクトルに直行する、第三のベクトルと言える(p120) 2015年7月5日作成
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すばらしい!わかりやすい。対数は数学でやるものの、どんな所で使われているかよくわかっていなかった。でも対数が、これまで、これからの人間社会を成り立たせている存在であることがよくわかった。 学校の授業でも、このくらい具体例を用いて指数・対数・ベクトルを教えれば楽しいのになぁ。
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