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百年法(上) 角川文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2015/03/01 |
| JAN | 9784041027097 |
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百年法(上)
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商品レビュー
4.1
138件のお客様レビュー
人類が不老不死を獲得した「もうひとつの日本」が舞台。不老処置後100年で死ぬべきとする「百年法」の是非をめぐるお話。ぶっ飛んだ設定ではあるが、思考実験といってもよさそうなリアリティがある。 不老不死と聞くとユートピアのように思ってしまうが、社会的なレベルで考えると、そんなに単純...
人類が不老不死を獲得した「もうひとつの日本」が舞台。不老処置後100年で死ぬべきとする「百年法」の是非をめぐるお話。ぶっ飛んだ設定ではあるが、思考実験といってもよさそうなリアリティがある。 不老不死と聞くとユートピアのように思ってしまうが、社会的なレベルで考えると、そんなに単純にはいかないのだな。ユートピアにするのもディストピアにするのも為政者次第ということか。 そして、ふりかえって現実の日本の高齢化・老害化をみると、これを単なるエンタメ小説として終わらせられない怖さもある。 本文の前に「登場人物一覧」が出てきて身構えてしまったが、エピソードごとに視点が大きく切り替わるため、読んでいて混乱することはなかった。先に書いたような社会・政治的な視点だけでなく、庶民の生活や家族のあり方、個人の死生観なども描かれていて、読みごたえがある。
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壮大なスケールの物語である。 不老化処置で永遠の若さと命が得られるなんて、突拍子もない設定だなと思ったが、そこに描かれている人たちの言動や社会の変化、国家が辿る道などがけっこうリアリティあるように描かれていて、将来こうした技術が開発されたら現実に起こりうる世界なのでは、と感じた。...
壮大なスケールの物語である。 不老化処置で永遠の若さと命が得られるなんて、突拍子もない設定だなと思ったが、そこに描かれている人たちの言動や社会の変化、国家が辿る道などがけっこうリアリティあるように描かれていて、将来こうした技術が開発されたら現実に起こりうる世界なのでは、と感じた。 国の発展のために尽力していた遊佐や牛島が為政者になった途端、保身のために権力を振りかざすようになってて、いつの時代も権力を持つと人は変わっちゃうんだなと思った。 HAVIが導入され死が身近でなくなった世界となり、果たして人々は幸せになれたと言えるのだろうか。みんな死ぬのは怖い。だけど無意識に死を求めている。「HAVIを受けたことで、この国は死を不可避のものとして意識する機会が奪われた。生命のリアリティがなくなり、生命の輝きが失われた。死の喪失は、生の喪失だ」といったテロリストの言葉が今のところ1番しっくりきている。 まだ上巻まで読んだところだが、それぞれがどんな運命を辿るのか、気になるところ。下巻にその結末を期待したい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
下巻まで読んでの感想 ・設定とストーリー展開は楽しむことができた。続きが気になり一気に読むことができたし良い時間となった。 ・SMOCの発生はストーリーとして唐突で必然性のないものという批判もあるがそうは思わなかった。地球または生命体の理に反した人類の不老不死に対する免疫反応だと感じられた。C1における集団自殺も同義で予兆として表現されていた。これらは筆者によるメッセージと捉えた。 ・死にゆく男たち(センセイ、大統領、そして対照的に描写された戸毛)に寄り添う女性の描写には違和感を覚えた。
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