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「福」に憑かれた男 サンマーク文庫
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「福」に憑かれた男 サンマーク文庫

喜多川泰(著者)

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「福」に憑かれた男 サンマーク文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 サンマーク出版
発売年月日 2015/03/01
JAN 9784763160638

「福」に憑かれた男

¥495

商品レビュー

4

43件のお客様レビュー

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2024/11/14

注)以下は読後感とは少し違う内容です。私は2ヶ月に一回のペースでモンゴメリの「赤毛のアン」が好きな人たちとオンライン読書会を開いており、そのまとめになります。 自己啓発本の類になるのだろうか。普段あまり読まないタイプの本だったが、読みやすく楽しめた。 ある本屋の悩める店主に...

注)以下は読後感とは少し違う内容です。私は2ヶ月に一回のペースでモンゴメリの「赤毛のアン」が好きな人たちとオンライン読書会を開いており、そのまとめになります。 自己啓発本の類になるのだろうか。普段あまり読まないタイプの本だったが、読みやすく楽しめた。 ある本屋の悩める店主には福の神が憑いていて、色々と店主に必要と思われる出来事を起こしたりするのだが、それは店主にとって良いこととは思えないことも多く、後から考えてみればこれがあったから今があると思えることばかり。 福の神が言うことがいちいち自分に言われているような気がして瞬く間に付箋でいっぱいになった。その箇所をよくよく読んでみると、なんだか既視感。そう、モンゴメリも小説の中で似たようなことを登場人物に言わせているのだ。たとえば、 ◯ 状況とは自らが工夫して作っていくものであり、幸せとか成功というのは、それを手にしたときに訪れるのではなく、その工夫を楽しんでいるときに「感じる」ことのできるものだ。 これはアンが言うところの「何かを楽しみにして待つということが、その嬉しいことの半分にあたるのよ。」の意味するところと同じだと思うし、 ◯ その人が存在することによって世の中の多くの人が幸せになる。 これはアンが語る理想の自分「あたしは人生の美しさを増したいと思うの。あたしは、自分がこの世に生きているために、ほかの人たちが、いっそうたのしく、暮らせるというようにしたいの……どんなに小さな喜びでも幸福な思いでも、もしあたしが、なかったら味わえなかったろうというものを世の中へ贈りたいの」に通じるものがある。 そんな具合なので、モンゴメリの熱烈なファンである読書会メンバーたちは「100年前と同じことを言っている本が売れる時代なのね。つまり私たち人間は時代が変わっても悩む内容はあまり変わっていないということね。」と結論づけたのであった。そして、同じことを言っていてもモンゴメリの小説から受ける方が私たちには響くねと。比較するつもりは全くなかったが、ジャンルの違う本を読んだからこそ見つけられた発見だった。 個人的には自分があまり読まないジャンルの本を読む機会を与えられるのもなかなか良いものだと思うが他の人たちはどう思っただろうか。

Posted by ブクログ

2024/08/17

「目的と手段の履き違え」 ビジネス書でも見かけるが意外と理解が難しい。本書ではわかりやすく教えてもらえるので腑に落としやすい。 そしてどんな出来事があっても「神様から与えられた祝福」と思えるようになる。

Posted by ブクログ

2024/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久しぶりの喜多川先生 安定のいい作品♪主人公が福の神ってところも喜多川先生らしい。 人生って出会いで出来てるって改めて感じる。 誰に出会ってどう接していくか。 大きな書店が出来ても、オンリーワンの書店であればもんだいなし。 特に台風のシーンなんて感動もの。 そのあとの喜多川先生のあとがきがもっと痺れる。 スゴすぎ。喜多川先生

Posted by ブクログ

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