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本で床は抜けるのか
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 本の雑誌社 |
発売年月日 | 2015/03/01 |
JAN | 9784860112677 |
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本で床は抜けるのか
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商品レビュー
3.5
46件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
蔵書が数千〜数万冊単位ある人たちの悩みは、切羽詰まっている。 さすがに私は「床が抜けるのでは」というほど抱え込んではいないが、人生100年時代、このまま家の本が増えていけばどうなるのか? そんな疑問に、実際に床が抜けた人はいるのかを追跡し、床を抜けさせないためにできることなどを検証していく。 単に場所を移せばいいというわけではない。 場所が増えた分だけ、蔵書も増える。 このいたちごっこをやめるためには、断腸の思いで断捨離するか、電子化するか。 読書家たちが感じる電子書籍と紙の本の違いには共感する。やはり「読んだ感」が感じやすいのは紙の本。電子書籍は「いつでもどこでも読める」という安心感からか、意外と読まない。ページを繰って、本の厚みの比重が変わる体感が感じられないのもある。 様々なケースを知り、自分にとってのベストな「本との付き合い方」を改めて考えるきっかけになった。 最後には「本で床は抜けるのか」というテーマを超えて、著者の人生に関わる意外な結末が待っていた。 増えすぎた本は、家の床だけでなく、家族との関係をも脅かすのだ…。
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本で床が抜けるのかという心配から始まり、実際に床が抜けた人の話や、抜けかけた人への取材。それで終わるのかと思ったら、地震対策、本をたくさん持っていた方が亡くなった後の蔵書の話、自炊(電子化)の話など、部屋に本が大量にあることにまつわる話が取材ベースで展開される。取材ベースというと...
本で床が抜けるのかという心配から始まり、実際に床が抜けた人の話や、抜けかけた人への取材。それで終わるのかと思ったら、地震対策、本をたくさん持っていた方が亡くなった後の蔵書の話、自炊(電子化)の話など、部屋に本が大量にあることにまつわる話が取材ベースで展開される。取材ベースというところに引き込まれた。大学の時に大阪の千林商店街で薬屋の2階の床が抜けた話もしっかり書かれていた。 それにしても、この本を読むと自分の部屋の床も心配になってきて、傾いているような気がしてきた。
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本がいっぱいあると、生活スペースが圧迫され、精神衛生上、よくない。 本を裁断したり、スキャンして電子化することを自炊という。これは著作権法的にグレーである。 一般的読者と本を書くために収集する人とでは、買い方や集め方や読み方が違う。楽しそうだから、流行っているから、というより...
本がいっぱいあると、生活スペースが圧迫され、精神衛生上、よくない。 本を裁断したり、スキャンして電子化することを自炊という。これは著作権法的にグレーである。 一般的読者と本を書くために収集する人とでは、買い方や集め方や読み方が違う。楽しそうだから、流行っているから、というよりも必要だから読む。これは、学生時代のレポートを書くために読むのと、似てると感じた。
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