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イスラーム 生と死と聖戦 集英社新書0764-C
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2015/02/17 |
JAN | 9784087207644 |
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イスラーム 生と死と聖戦
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イスラーム 生と死と聖戦
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実際にムスリムであるイスラーム学者の著者がわかりやすくイスラームについて解説してくれる本。イスラーム世界がいわゆる西欧的な「近代国家」の仕組みとは異なっていること、カリフの不在とISの解釈についてなど、ムスリムの立場からの見解は参考になった。いま騒がれている中東あたりの地域だけで...
実際にムスリムであるイスラーム学者の著者がわかりやすくイスラームについて解説してくれる本。イスラーム世界がいわゆる西欧的な「近代国家」の仕組みとは異なっていること、カリフの不在とISの解釈についてなど、ムスリムの立場からの見解は参考になった。いま騒がれている中東あたりの地域だけでなくムスリムは世界中に数多くいると思うけど、カリフ不在やイスラーム法について多くのムスリムたちがどう考えいるのか?は気になるところ。
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イスラム教でもキリスト教でも、その他多くのどんな宗教であっても我々日本人はそれを正しく知らないと、受け入れ難いものとして壁を作ってしまう。そもそも日本という島国で外界から遮断されてきたからなのか、昔ガラパゴス携帯(ガラケー)と呼ばれていた日本独自仕様に陥った様な、自分たちの仲間意...
イスラム教でもキリスト教でも、その他多くのどんな宗教であっても我々日本人はそれを正しく知らないと、受け入れ難いものとして壁を作ってしまう。そもそも日本という島国で外界から遮断されてきたからなのか、昔ガラパゴス携帯(ガラケー)と呼ばれていた日本独自仕様に陥った様な、自分たちの仲間意識を大切にする様である。だから、外部からやってくる思想・信条には中身を知ろうとせずに、「よくわからないもの」として進んで触れよう知ろうとはしない。一方、音楽や食べ物、映画、ファッションなどについては、これまた確たる嗜好は無いのかと思うくらい、柔軟に世界の流行を取り入れて熱狂的にハマっていく。宗教の世界はそうした受け入れやすくわかりやすい見栄え、聴こえ、味わいなどとは異なる、精神世界の話だ。よって余程の興味や、現状の生活とは異なるもの(フェーズとでも言うべきか)への憧れや尊敬が生まれない限り、その扉を開くのは難しい。 近年イスラムの中でも過激派グループが起こすテロのイメージと混同されてしまう事で、益々イスラーム世界を解らないことに起因する恐怖感や抵抗感が生まれてしまった。雑誌やニュースは物事のある一段面のみを切り取って、あたかもそれが全体の様に見せるから尚更タチが悪い。極端な事を言えば、日本人が箸を使ってご飯を食べるからと、インド人が手でナンを食べるのを否定するだろうか。そんな事はない。美味しいカレーを食べるという明確な目的があれば食べ方をしっかり学びそれに習う事ができるし、それだけを見て不衛生だからと否定したりせずに済むのだ。知る・知っている事の重要性は高い。 本書はそうしたイスラーム世界観を知り、相互に理解し合える土壌となってくれる。何故イスラームの人々が聖戦を叫ぶのか、そして行き過ぎかもしれないテロに結びついてしまうのか。そもそもイスラーム社会に暮らしていくにはどの様な習慣や規則があるのか。そして彼らが崇拝するものとは何か、死後の世界観などあらゆる角度からイスラームを見る事ができる。 そして現代イスラームの課題となっているカリフ不在問題と何故カリフが必要なのか、イスラーム国のバグダーディは本物のカリフになり得るのか、カリフ成立の背景から、あらゆる角度からこの問題に踏み込んでいく。
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中東の専門家としての外から目線のイスラームではなく、ムスリムとしての内から目線の著者が、イスラーム法学者の立場からジハードの解釈含め、この世界はどのように解釈すべきなのか、をイスラーム教を知らない人(異教徒や無神論者等)向けに、わかりやすく解説した著作。
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