- 中古
- 書籍
- 児童書
小さなトロールと大きな洪水 新装版 講談社青い鳥文庫
定価 ¥638
330円 定価より308円(48%)おトク
獲得ポイント3P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2015/02/13 |
JAN | 9784062854672 |
- 書籍
- 児童書
小さなトロールと大きな洪水 新装版
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
小さなトロールと大きな洪水 新装版
¥330
在庫なし
商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
キャラクターとして知っているムーミン谷の仲間たち。 「自由と孤独を愛する旅人」っていう言葉が学生の頃の私に光をくれてスナフキンを好きになったのだけど、読み進めていくうちにムーミン谷の仲間たちひとりひとりの個性に惹かれていった。 どこまでも続く暗がりは進んでいるようで、どこか閉鎖...
キャラクターとして知っているムーミン谷の仲間たち。 「自由と孤独を愛する旅人」っていう言葉が学生の頃の私に光をくれてスナフキンを好きになったのだけど、読み進めていくうちにムーミン谷の仲間たちひとりひとりの個性に惹かれていった。 どこまでも続く暗がりは進んでいるようで、どこか閉鎖された箱の何に閉じ込められているんじゃないかと思うほどの寒さと孤独を感じた。 おかしの家こそ、怖かった。 その点先を見据えたムーミンママの言葉は冴えるものだった。 そんな暗がりの中でも人を愛する想いだけはあたたかみを感じることができるんだなってチューリッパと赤い髪の少年を見て思った。 彼女はきっと海をさまよう旅人たちの灯台のような希望になったんだろうな。 心のともしびを絶やさなかったママだったからこそパパに再会することができたのかな。
Posted by
記念すべきムーミン童話の第一作。 フィンランド旅行でムーミン美術館に行った際に、想像以上にムーミン(というより原作童話)について何も知らなかったことに驚き、帰国してから改めてちゃんと読もう!と決意した次第。 この本の主人公は、いわゆるムーミンではなくて、むしろムーミンママ。いなく...
記念すべきムーミン童話の第一作。 フィンランド旅行でムーミン美術館に行った際に、想像以上にムーミン(というより原作童話)について何も知らなかったことに驚き、帰国してから改めてちゃんと読もう!と決意した次第。 この本の主人公は、いわゆるムーミンではなくて、むしろムーミンママ。いなくなったムーミンパパを探しに、ムーミンをつれて旅に出る。 夏の終わりから冬が来るまでの間、だんだん日照時間が少なくなっていく土地柄もあるのだろう。その不安感、焦燥感みたいなものが満ち満ちている。 パパ、ママを不安にさせないで〜! 家族をおいて気軽にさすらいに行かないで〜! と、完全にママ目線の読書……。 ムーミンは、ただのほんわかした物語ではない。 奥が深そうだ……。
Posted by
作者の意向で邦訳の刊行がずっと遅れたムーミンシリーズ第一作。 第二次世界大戦中に心の安息を求めて描かれたという 最初のムーミンたちは、 おなじみのルックスよりずっと心細く頼りなさげで、 一層奇妙に見える。 寒さに弱いムーミントロールとママは 冬が来る前に居候先を見つけなければな...
作者の意向で邦訳の刊行がずっと遅れたムーミンシリーズ第一作。 第二次世界大戦中に心の安息を求めて描かれたという 最初のムーミンたちは、 おなじみのルックスよりずっと心細く頼りなさげで、 一層奇妙に見える。 寒さに弱いムーミントロールとママは 冬が来る前に居候先を見つけなければならず、さまよっていた。 あれ? パパは? 家探しのついでに父を求めて●千里(笑)?? 森も海もよそよそしいし、 一見パラダイス風の場所も彼らにはしっくり来ない。 充満する不安に押されるように進んでいくと……という、 出会いと別れと発見の物語。 パパって最初からシルクハットを被っていたわけじゃなかったし、 放浪癖があったのね、妻子がいるというのに(困)。
Posted by