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マクドナルド 失敗の本質 賞味期限切れのビジネスモデル
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マクドナルド 失敗の本質 賞味期限切れのビジネスモデル

小川孔輔(著者)

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マクドナルド 失敗の本質 賞味期限切れのビジネスモデル

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東洋経済新報社
発売年月日 2015/01/01
JAN 9784492502617

マクドナルド 失敗の本質

¥220

商品レビュー

3.5

29件のお客様レビュー

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2020/01/01

過激なタイトルに惹かれて。 生まれてこのかた、おそらく最も利用してきたファーストフードのマクドナルド。 価格いじりまくったり、メニュー表撤去(これは大不評だった)したり迷走してたのは知っていたが、意外に日本マクドナルドの歴史がそこまで長くないことや、米国本社とは仕組みがことなって...

過激なタイトルに惹かれて。 生まれてこのかた、おそらく最も利用してきたファーストフードのマクドナルド。 価格いじりまくったり、メニュー表撤去(これは大不評だった)したり迷走してたのは知っていたが、意外に日本マクドナルドの歴史がそこまで長くないことや、米国本社とは仕組みがことなっていたり、初代藤田社長と後を継いだ原田さんとでここまで変わるのかという変遷は初耳でとても面白かった。 利益率改善、会社のスマート化のために直営店からFC店に大きく舵を取ったというのも客目線ではなかなか目に見えてこない情報で興味深い。 いまのマクドナルドってどうなんだろう? 著者に問いたい。

Posted by ブクログ

2018/12/01

2018/12 1冊目(2018年通算148冊目)。職場の面接対策として読んだ本。普段マクドナルドを定期的に利用している人間だが、ここ最近のマクドナルドはお客に「何を訴えかけたいのかよく分からない」状態だなと薄々感じてはいた。そういう意味でまだ立ち直ってはいないのかなとも思った。...

2018/12 1冊目(2018年通算148冊目)。職場の面接対策として読んだ本。普段マクドナルドを定期的に利用している人間だが、ここ最近のマクドナルドはお客に「何を訴えかけたいのかよく分からない」状態だなと薄々感じてはいた。そういう意味でまだ立ち直ってはいないのかなとも思った。会社を作る要素はヒト・モノ・金だけど、特に重要なのは人なんだなとも本を読んで感じた。会社が儲かり、お客様がお店を利用して喜び、働いている従業員が働く意欲にあふれる。そんなWin-winな関係を作るのが会社の理想なのかなと思う。

Posted by ブクログ

2018/11/06

前回2018年にたまたま気になって手に取った本。 再読しました。 不朽の名著「失敗の本質―日本軍の組織論的研究 」当時苦境の時期だったマクドナルドの状態を「失敗」とした上で、分析しています。 原田氏本人が、マクドナルドがV字回復で絶好調の時期、 「成功を決める順序の経営」とし...

前回2018年にたまたま気になって手に取った本。 再読しました。 不朽の名著「失敗の本質―日本軍の組織論的研究 」当時苦境の時期だったマクドナルドの状態を「失敗」とした上で、分析しています。 原田氏本人が、マクドナルドがV字回復で絶好調の時期、 「成功を決める順序の経営」として書籍化された裏で、 自身の論文で「中長期的な課題に対する根本的な解決策」として以下5つの課題を克服しないとハンバーガー事業の将来は厳しい、と提示していた著者。 ①為替レートの反転 ②高齢化社会の到来 ③食文化の和風回帰 ④後継経営者の不在 ⑤安価で良質な労働力の確保 この本がでてからもだいぶたち、当時から、20年近く経過しました。 この5つの課題を見直してみると、ほとんど、どれも「手の打ちようがない」問題に見えます。 結局、「賞味期限切れチキンナゲット」と認識された問題は、そのナゲットは日本の中には入ってきておらず、サラダの製造日を張り替えた作業は特定店舗の従業員の問題。そしてその後あちこちで「こんな〇〇が混入!」とツイッターを騒がせた問題、どれもマクドナルドの「失敗の本質」とは関係なかった話のようです。 しかし、現実に問題は起き、売り上げは激減し、現場も本部も混乱しました。 藤田体制以後、どうやってマクドナルドは崩壊せずに済んだのか。 あえて、原田氏の「失敗」とされていることが、もっとのち、退任後10年たったところでの致命的な崩壊を免れるために必然だった、と考えて読むこともできると思います。 以下は、2018時点のレビュー。 あるところまで成功した「プロ経営者」の筆頭だった原田氏。 原田氏が否定し、徹底的に作り替えたマクドナルドの軌跡が、実は壊したはずの藤田体制での改革の軌跡と不思議と重なることがわかります。 いまではあまり話題にのぼらない方になってしまいましたが、同じようなことは日本のあちこちの企業で行われており、今もその渦中なのではと思います。 どこの地方都市にいっても、駅前、そして大規模ショッピングモールの中の風景は、ほとんど同じ顔ぶれになってしまいました。 本当は、個店の、その地域ごとの違いが、はっきりあるはずです。 そしてそのことをもっともよく知るのは、個店で働く人であるはずです。 個店の状況をデータと数字に変換し、その上であくまでも中央から指示して結果をだそうとするやり方は、うまくいくようには思えません。 でも、現実にはその方向で社会が動いているように感じます。 それが、「企業戦略」である、と言われているようにも感じます。 いつも対比されるモスバーガーが、この本の中では優位になっている時期でした。 2018年時点では、モスが劣勢のようです。 お互いの戦略が数年後にどういう結果を生むのか、考えるのにいい題材になります。

Posted by ブクログ

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