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北風のわすれたハンカチ 偕成社文庫2121
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 偕成社 |
| 発売年月日 | 2015/01/01 |
| JAN | 9784035512103 |

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北風のわすれたハンカチ
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商品レビュー
4.8
4件のお客様レビュー
数十年ぶりに読見ました。まったく古く感じない文体と、悲しいけれどあたたかなきもちにさせてくれるおはなし。
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「北風のわすれたハンカチ」 お話 家族を人間に殺されて、独りぼっちのクマは、寂しくて、誰かに音楽を教えてもらおうと、家の扉にはりがみを貼ります。北風と、北風のおかみさんが、トランペットやバイオリンを持って訪ねてきますが、結局、教えてもくれずに、お礼のカンヅメとぶどうだけ貰って、出...
「北風のわすれたハンカチ」 お話 家族を人間に殺されて、独りぼっちのクマは、寂しくて、誰かに音楽を教えてもらおうと、家の扉にはりがみを貼ります。北風と、北風のおかみさんが、トランペットやバイオリンを持って訪ねてきますが、結局、教えてもくれずに、お礼のカンヅメとぶどうだけ貰って、出て行ってしまいます。 雪の日に、クマが涙をこぼしていると、北風の少女がお客にきます。そして、青いハンカチを取り出すと、魔法を使って、ホットケーキの材料を出し、二人分のホットケーキをこしらえて、楽しくおやつを食べます。クマは、この時間が、いつまでも続いて欲しいと思います。 北風の少女は言います。「ねえ、知ってる?雪も、おちてくるときは音をたてるのよ。」「雪は、ほと、ほと、ほと、ってうたいながらおちてくるのよ。」「風にだって、雨にだって歌があるわ。木の葉だって、あたしがとおりぬけるとき、すてきな歌をうたうわ。ざざざーって。お花もみんな、一輪ごとに、歌をもっているわ。」 クマは、この子が遠くへ行ってしまったら、また、何もきこえない、さびしい自分になってしまうのではないかと、悲しくなってしまいます。 北風の少女がいなくなってしまった後、青いハンカチがふわりと置いてあったのです。忘れ物のハンカチを大事にしまっておいてあげようと考えたクマは、自分の、片方の耳の中に入れました。すると、不思議な音楽が聞こえてきます。 ほと、ほと、ほと、ほと…それは雪の音でした。 さっきよりももっとあざやかな雪のコーラスでした。雪はあとからあとからふりつもります。そして、クマの家の中では、耳に、青いハンカチを、花のようにかざったクマが、一ぴき、幸せな冬ごもりに入ったのです。 クマの、さみしい気持ち、あたたかな気持ちがしみる、お話でした。 この他、「小さいやさしい右手」「赤いばらの橋」を収録。 まものや小鬼のまごころを描いたお話。 「小さいやさしい右手」の中で、小さいまものは意地悪な人間に、右手を切り落とされてしまいます。 20年後、裏切られて、自分の手を切ったのだと思いこんでいた、大好きだった女の子の、のちのおかみさんに、そうではなかったのだと知らされ、 「もうその人のこと、許してあげられない?」 許すということは、かたきうちをしないどころか、その人に良くしてあげること、と聞いたまものは、 おかみさんの言うことが、自分にはわからない。それは、ぼくがまものだからだろうか。と思い、 「……あなたのいうことがわかりたいと…ぼくは思う……。」と、とぎれとぎれにこう言い、なみだを流すのです。 なみだを知ったまものはそののち、光の王子の様な若者になって、軽やかな足取りで、森の奥深く消えていきました。 、、、まものの素直さに感動します。まったく意地悪な気持ちでまものの右手を切った、女の子のまま母を、許してあげることは、このお話を読んでいる私でも、難しい事と思いました。
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児童書です。 子どもの頃、図書館からアホみたいに何度も借りて読んでいました。懐かしくなって再読。 あの頃、何度読んでも心がザワザワする感じがしていました。めでたし、めでたしでは終わらない深いストーリー。それが心を捉えて離さなかったのかな。 大人になって読んでみて、これが児童書?と...
児童書です。 子どもの頃、図書館からアホみたいに何度も借りて読んでいました。懐かしくなって再読。 あの頃、何度読んでも心がザワザワする感じがしていました。めでたし、めでたしでは終わらない深いストーリー。それが心を捉えて離さなかったのかな。 大人になって読んでみて、これが児童書?と感じました。あんなに読んだのに、まるで新しい本を読んだよう。 やっぱ深い。メヌエットの表現も素敵。 児童書おそるべし。
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