室内植物があなたを救う シックハウス対策、空気浄化、環境調節、ストレス回復……

ソン・キチョル(著者), パク・ソヨン(訳者), 豊田正博

• 販売会社／発売会社: 農山漁村文化協会
• 発売年月日: 2015/01/01
• JAN: 9784540131387

商品レビュー

2024/03/23

自然を求めて外に行くのが理想だが、それができない人には室内にこそ植物を置くことの有用性についての本。

植物が室内にあるとき、ないときの脳波の変化やシックハウス症候群の緩和、情緒の安定や室内に植物を取り入れる際の提案などが紹介されている。

室内植物は温度湿度だけでなく、有害化学物質の除去や、認知症、統合失調症にもいいという。

よく初心者でも育てやすいと園芸店で見るおなじみの植物がおすすめ植物として紹介されており、また切花でも効果があることから、生活に取り入れやすいと感じた。

観葉植物だけでなく鉢花や、夜にもCO2を吸収するサボテンと多肉を組み合わせたりだとか、電磁波除去にサボテンは効果がないなどの実験が興味深かった。

2021/07/10

ベランダよりも、むしろ室内に植物を置くことの効用を、具体的な実験データを用いて示す専門書。韓国でもベランダガーデンが流行ったみたいだけれど、寒い韓国ではなかなか難しいらしい。日本の方が気候的には恵まれているということだと思う。
ともあれ、室内に緑を5ー10％置くということは覚えておこう。

2020/07/26

室内植物があなたを救う
ソン・キチョル

・サンセベリア
ホルムアルデヒド除去
夜CO2取り込みO2出すので室内空気清浄に効果的

・ポトスCo除去

・サボテン
夜間CO2除去
観葉植物の横に置くと昼夜の空気の質向上

・脳波
オフィス環境に観葉植物ないとストレス状態に

◆室内に植物が必要な理由
空気汚染物質除去
室内の微生物減少

夏は冷房、冬は加湿器の役割

電気製品のような有害電磁波を減少

植物をみるとα波増加、デルタ波減少
疲労とストレス減少
作業効率向上

サボテンや多肉植物は夜間の空気の二酸化炭素減らす

◆シックハウス症候群緩和
室内空間5-10％に植物を

室内植物、夜間でも有害にならない

◆植物は情緒的安定もたらす
緑が人の感情にもたらす肯定的な力

◆植物と人間と環境
パソコン作業時の疲労肩こり
症状緩和と作業効率向上

観葉植物と花を飾る
精油も使う

◆観葉植物選び方
・アイビー
ホルムアルデヒド除去

・パキラ
アンモニア除去