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とある飛空士への誓約(7) ガガガ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2015/01/01 |
JAN | 9784094515312 |
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とある飛空士への誓約(7)
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商品レビュー
4.3
10件のお客様レビュー
やっとこさたどり着いた最終章・・・だけどまだ序盤。 あと何巻で終えるつもりなのやら。 とりあえずはいろいろ回収しだしたのかな、という印象を受ける。 成長している主人公もいれば全く成長してない主人公もいたりなのだが・・・
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いやあ、もう、今回も最高だな。 これぞ長いシリーズを読んできたからこそ味わえる感動だ。 前巻で多島海戦争がセントヴォルトの勝利に大きく傾き、清顕とイリアは新たな路に進みだして、さて今巻ではどうなるのだろうと思っていたのだけど、いきなりセントヴォルトがウラノスに追い詰められている...
いやあ、もう、今回も最高だな。 これぞ長いシリーズを読んできたからこそ味わえる感動だ。 前巻で多島海戦争がセントヴォルトの勝利に大きく傾き、清顕とイリアは新たな路に進みだして、さて今巻ではどうなるのだろうと思っていたのだけど、いきなりセントヴォルトがウラノスに追い詰められているところから始まるとは。 でもまあ、前半はウラノスでのニナやミオの話が多かったのは予想通り。 でもウラノス王になったニナがこれほど何もできないのはちょっと予想を裏切ったかな。 もう少しプレアデス内でもいろいろあるのかと思っていたよ。 その代わりシルヴァニア女王になったセシルがなかなか良い味出している。 こんなにしたたかで賢かったとは。 彼女の王家復興の宣言がとても良かった。 本巻の個人的ハイライトのひとつ目はセシルのその宣言をミオがクレアから渡された新聞記事で知る場面。 「たとえ敵味方の別れても我々は憎しみ会うことは無い」 その一言は最初はただのひとつの約束の言葉に過ぎなかったのだけど、巻を重ねるごとに胸に深く響く言葉になった。 異なる場所で離れ離れの仲間がその言葉を思うとき、その一言でミオのように涙が溢れてくる。 これこそ何巻も重ねてきた物語の力だろう。 その後の物語は圧倒的な物量を誇るウラノス飛空戦隊との絶望的な空戦に清顕やイリアが命を懸けて戦うクライマックスへと続く。 そして激戦の果て全てが虚しく終わるその瞬間に、現れる翼ひとつ。 いや、わかっていても涙が溢れてきた。 最初、その姿に一瞬、海猫さんかもと思ってしまった。 それから思い直す。 いやいや彼だよ、と。 その後の圧倒的な艦隊戦場面後のラスト。 ふわりと未知の飛空機から降り立ち、近づいてくる姿。 今巻の二つ目の個人的ハイライトはこの場面。 あの恋空のラストから長い月日を経て再会するカルエルの雄姿。 いやもう、涙が止まらなかった。 飛空士シリーズの大団円に向けてあと2巻。 期待に胸が高鳴る。 さあ、行こう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
遂にカルエル・アルバスが再登場!もうどうしようもない程追いつめられると未知の艦隊がやってきて助けてくれるというのは『恋歌』で『追憶』主人公の海猫がカルを助けてくれた描写を思い起こさせるなぁ 事前に言及が有ったからその内何かのタイミングでイスラ艦隊が登場するだろうことは判っていたけど、まさかエリザベートが援軍を頼んでいたとは思わなかった! というかカルってそこまで空戦技術が高い印象って無いんだけどな。空域掌握は出来ていたけど、清顕から「空の王」と敬称され光のアリスをいとも簡単に落としてしまうほどの空戦技術を身に着けているとは。カルと清顕が並んで空を飛ぶならファンとしては海猫さんの登場も期待してしまうけど果たして彼が再び登場することは有るんだろうか? 秋津に唯一残ることになったかぐらも軍事クーデターを画策しているようだしセントヴォルトも風前の灯火だから、今後はシルヴァニアを中心にイスラ艦隊と協力してウラノスと戦う展開になるのかな?
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