- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 書籍
洋子さんの本棚
定価 ¥1,650
605円 定価より1,045円(63%)おトク
獲得ポイント5P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
10/9(水)~10/14(月)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2014/12/29 |
JAN | 9784087715910 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
10/9(水)~10/14(月)
- 書籍
- 書籍
洋子さんの本棚
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
洋子さんの本棚
¥605
在庫あり
商品レビュー
3.8
19件のお客様レビュー
第二章の「少女から大人になる」が特に印象に残った。自分も女だからだと思う。[人生には3回裁ちバサミがある]という文章が出てくるんだけど、それが私の心に響いてしまった。3回というのは、生まれるとき、自立するとき、死ぬときだ。凄く深い言葉だと思う。他にも、第四章の[過去は必然だった]...
第二章の「少女から大人になる」が特に印象に残った。自分も女だからだと思う。[人生には3回裁ちバサミがある]という文章が出てくるんだけど、それが私の心に響いてしまった。3回というのは、生まれるとき、自立するとき、死ぬときだ。凄く深い言葉だと思う。他にも、第四章の[過去は必然だった]、第五章の翻訳家の岸本佐知子さんの[翻訳に大事なのはからっぽな壺だ]という言葉が深い。 この本を読んで自分の読書について考えてみた。本を読むのはもちろん好きだから、という事と現実逃避。(これは最近気づいた) 小学生の時は結構図書館で借りて読んでたと思うけど、あまり覚えていない。犬の話とかは何となく覚えてるんだけど。あとは漫画ばかり読んでた。 学生の時もほぼ漫画。たまにX文庫とかコバルト文庫。(今でもあるのかな?)吉本ばななさんの「キッチン」は読んだけど、内容は覚えてない。ただ、冷蔵庫の音は何となく覚えてる。 社会人になっても相変わらず漫画を読んでた。でも、「世界の中心で、愛をさけぶ」を読んでから小説を読むようになった。どっぷり小説にハマったのは東野圭吾さんだ。友達に教えてもらって、ハマってしまった。 思い返すと、漫画ばかり読んでた。私にとって本を読むというのは、漫画が基礎になっている。二人の洋子さんみたいに感銘を受けた本は特にはない、という事に気づいてしまった。私が深読みをしてないということなのか?それはどうなんだろうと思いつつ、これからも読みたい本を読んでいこうと思った。
Posted by
おだやかに静かに進む、本についての会話。すきなことについて、すきに語るひとたちの言葉はとてもうつくしい。
Posted by
面白かった。少し世代が違うから、読んできた本が違うかなという印象だったけど、母と娘との関係性などについては同じだー、と共感しながら興味深く読んだ。 小川さんが旅嫌いというエピソードなども面白かった。「とにかく私、旅が大嫌いなんです。」「家にじーっといるのが好きなんです。旅に出るの...
面白かった。少し世代が違うから、読んできた本が違うかなという印象だったけど、母と娘との関係性などについては同じだー、と共感しながら興味深く読んだ。 小川さんが旅嫌いというエピソードなども面白かった。「とにかく私、旅が大嫌いなんです。」「家にじーっといるのが好きなんです。旅に出るのは、本当にやむを得ない場合だけです」(p114) 読みたい本メモ:山口文憲『香港 旅の雑学ノート』、宮本輝『錦繡』、アントニオ・タブッキ『インド夜想曲』、ポール・オースター『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』、深沢七郎『みちのくの人形たち』、山田太一『月日の残像』 p53 小川 私も非常に反抗期がきつくて…(中略)。母親の理想とする親子関係と娘が心惹かれるものが根本的に違っていたんでしょうね。たとえば編み物していると「教えて教えて」と私が寄っていって、ふたりで「ここ、ちょっと間違えてるわよ」とやるのが母の理想。現実の娘は編み物なんて楽しくも何ともない(苦笑)。どうしてこの人たちは本を読まないのだろう。どうしてうちには『熱帯魚の飼い方』と『家庭の医学』しかないのか。 p73 (キャスリン・ハリソン『キス』をめぐって) 平松 血のつながりというのは、ある意味、そのくらい強固で、どこまでもついてくる課題なのかもしれない。私自身、この年になっても、まだその問題は終わっていないんだなと感じています。
Posted by