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風姿花伝 いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ9
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 致知出版社 |
| 発売年月日 | 2014/12/01 |
| JAN | 9784800910639 |

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風姿花伝
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風姿花伝
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商品レビュー
4.3
8件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
日本の美的な感性について学びたく手にとった。誰もが聞いたことはある、「風姿花伝」。猿楽に関する、子孫に代々引き継がれる秘伝書のようなもので、1443年没の世阿弥が描いたものが、1900年ごろになってようやく一般公開されたそう。その中身はなんだかスッと胸に収まるような、自分の感性を言葉にしてくれているような、日本のオリジンだと納得できる。努力を他人に見せないとか(秘すれば花)、初心忘るべからずとか、芸術としての美しさと言うよりも、現代ではより生き方の美しさみたいなところに残っている。この本で特に良いなと思った点は、面白さを花に例えているところ。花は散って、また季節がやってくると咲く。その珍しさに人は面白さを覚えるんだ。これは、“見たことのない新しいものを生み出さないと“という強制力を持つモードの構造に新しい可能性を見出せそう。 最後の”家はただ続くから家なのではない。つぐべきものがあるゆえ家なのだ。人もそこに生まれただけでそこの人とはいえぬ。その家が守るべきものを知るもののみ、その家の人と言えるのだ。”はかっこいいがすぎた
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『風姿花伝』は、室町時代の能楽師・世阿弥が記した能芸論書である。亡父・観阿弥の遺訓に自らの会得した芸道を加え、修行法から演出論、美学に至るまでを体系化した一冊だ。 本書の主旨は、「現状に満足せず、自らの芸を客観的に見つめ直し、生涯観客を飽きさせないための努力と工夫を続けよ」とい...
『風姿花伝』は、室町時代の能楽師・世阿弥が記した能芸論書である。亡父・観阿弥の遺訓に自らの会得した芸道を加え、修行法から演出論、美学に至るまでを体系化した一冊だ。 本書の主旨は、「現状に満足せず、自らの芸を客観的に見つめ直し、生涯観客を飽きさせないための努力と工夫を続けよ」という一点に尽きる。その核心を4つの視点で整理する。 1. 花とは珍しさである 花の本質は、観客の意表を突く驚きにある。人は 既知の表現には動かされない。常に表現を更新 し、観客の期待を心地よく裏切り続けること。不 断の新しさにこそ、真の花は咲く。 2. 時分の花とまことの花 時分の花は若さゆえの一時的な輝き。対してまこ との花は、修練の末に掴み取る不変の魅力であ る。若さが失われてもなお観客を魅了し続ける、 それこそが真の芸に他ならない。 3. 秘すれば花 手の内を明かさず、観客の知らない工夫や秘伝を 伏す。その未知の要素が、予期せぬ感動を生む。 隠すこと自体を戦略とするその洞察は、現代のマ ーケティングにも通じる鋭さを備えている。 4. 離見の見(りけんのけん) 自己を客観視することの重要性を説く。自らの姿 を観客の視座、すなわち後ろ姿までも俯瞰する視 点で捉え、独りよがりを排した普遍的な芸を追求 せよという教えである。 最後に、特に印象に残った言葉を、風姿花伝の原文から引用しておきたい。 ・上手は下手の手本、下手は上手の手本 ・是非、初心忘るべからず。時々の初心忘るべか らず。老後の初心忘るべからず。 ・家、家にあらず、継ぐを以て家とす。人、人に あらず、知るを以て人とす。
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松岡正剛先生が「現代にも通じる」と書かれていたのは、この別紙口伝のことかな。 ①花にこだわる:花は心、種は技 ②いつまでの新鮮味を保つ ③なりきる力を発揮する ④毎年、咲いては散る花 ⑤怒れるときの柔らかな心 ⑥秘すれば花 ⑦勝利の神様 ⑧その時に求められるものこそ花
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