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風姿花伝 いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ9
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風姿花伝 いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ9

世阿弥(著者), 夏川賀央(訳者)

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風姿花伝 いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ9

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 致知出版社
発売年月日 2014/12/01
JAN 9784800910639

風姿花伝

¥1,650

商品レビュー

4.3

8件のお客様レビュー

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2026/05/25
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※このレビューにはネタバレを含みます

日本の美的な感性について学びたく手にとった。誰もが聞いたことはある、「風姿花伝」。猿楽に関する、子孫に代々引き継がれる秘伝書のようなもので、1443年没の世阿弥が描いたものが、1900年ごろになってようやく一般公開されたそう。その中身はなんだかスッと胸に収まるような、自分の感性を言葉にしてくれているような、日本のオリジンだと納得できる。努力を他人に見せないとか(秘すれば花)、初心忘るべからずとか、芸術としての美しさと言うよりも、現代ではより生き方の美しさみたいなところに残っている。この本で特に良いなと思った点は、面白さを花に例えているところ。花は散って、また季節がやってくると咲く。その珍しさに人は面白さを覚えるんだ。これは、“見たことのない新しいものを生み出さないと“という強制力を持つモードの構造に新しい可能性を見出せそう。 最後の”家はただ続くから家なのではない。つぐべきものがあるゆえ家なのだ。人もそこに生まれただけでそこの人とはいえぬ。その家が守るべきものを知るもののみ、その家の人と言えるのだ。”はかっこいいがすぎた

Posted by ブクログ

2026/01/26

『風姿花伝』は、室町時代の能楽師・世阿弥が記した能芸論書である。亡父・観阿弥の遺訓に自らの会得した芸道を加え、修行法から演出論、美学に至るまでを体系化した一冊だ。 本書の主旨は、「現状に満足せず、自らの芸を客観的に見つめ直し、生涯観客を飽きさせないための努力と工夫を続けよ」とい...

『風姿花伝』は、室町時代の能楽師・世阿弥が記した能芸論書である。亡父・観阿弥の遺訓に自らの会得した芸道を加え、修行法から演出論、美学に至るまでを体系化した一冊だ。 本書の主旨は、「現状に満足せず、自らの芸を客観的に見つめ直し、生涯観客を飽きさせないための努力と工夫を続けよ」という一点に尽きる。その核心を4つの視点で整理する。 1. 花とは珍しさである  花の本質は、観客の意表を突く驚きにある。人は  既知の表現には動かされない。常に表現を更新  し、観客の期待を心地よく裏切り続けること。不  断の新しさにこそ、真の花は咲く。 2. 時分の花とまことの花  時分の花は若さゆえの一時的な輝き。対してまこ  との花は、修練の末に掴み取る不変の魅力であ  る。若さが失われてもなお観客を魅了し続ける、  それこそが真の芸に他ならない。 3. 秘すれば花  手の内を明かさず、観客の知らない工夫や秘伝を  伏す。その未知の要素が、予期せぬ感動を生む。  隠すこと自体を戦略とするその洞察は、現代のマ  ーケティングにも通じる鋭さを備えている。 4. 離見の見(りけんのけん)  自己を客観視することの重要性を説く。自らの姿  を観客の視座、すなわち後ろ姿までも俯瞰する視  点で捉え、独りよがりを排した普遍的な芸を追求  せよという教えである。 最後に、特に印象に残った言葉を、風姿花伝の原文から引用しておきたい。  ・上手は下手の手本、下手は上手の手本  ・是非、初心忘るべからず。時々の初心忘るべか   らず。老後の初心忘るべからず。  ・家、家にあらず、継ぐを以て家とす。人、人に   あらず、知るを以て人とす。

Posted by ブクログ

2025/01/20
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※このレビューにはネタバレを含みます

松岡正剛先生が「現代にも通じる」と書かれていたのは、この別紙口伝のことかな。 ①花にこだわる:花は心、種は技 ②いつまでの新鮮味を保つ ③なりきる力を発揮する ④毎年、咲いては散る花 ⑤怒れるときの柔らかな心 ⑥秘すれば花 ⑦勝利の神様 ⑧その時に求められるものこそ花

Posted by ブクログ

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