オルガスムの科学 性的快楽と身体・脳の神秘と謎

バリー・R.コミサリュック(著者), カルロス・バイヤー=フローレス(著者), ビバリー・ウィップル(著者), 福井昌子(訳者)

• 販売会社／発売会社: 作品社
• 発売年月日: 2014/12/01
• JAN: 9784861825071

商品レビュー

2023/02/23

オルガズムの快感と満足感は、感覚特性よりも、主観的なオルガズムの認知特性・感情特性の方に結びついている
女性のオルガズムは副産物
→男性の射精のように妊娠に必須でない
→男性の乳首と同じ

2020/05/29

女の人の性欲は弱いのではなく、認識するスイッチの入り方が男性と違うらしいですね。
実験で、いろいろな写真を見せて性的興奮になっているか、脳を調べますと、女性は男性よりも幅広い絵で、興奮状態となるのですが、それを自覚しにくいらしいです。

2015/06/11

図書館で見つけて読んでみた。世の中に性に関する情報はこれだけ氾濫しているのに、医学的にはほとんどまだ解明されていないということがよくわかる。
真面目な研究の対象になったのって、ほんとにここ数十年の話みたい。そして、ホルモンとか神経とかだけの単純な話ではないらしい。ちなみにドーパミンは性行動促進の効果、セロトニンは抑制の効果があるらしい。あと、オルガスムは健康にいいらしい。
最後は「意識」（五次元）の話につながって、結局、今はよくわからないのだと締めくくられていて、ちょっと面白かった。