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日本国家の神髄 扶桑社新書
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日本国家の神髄 扶桑社新書

佐藤優(著者)

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日本国家の神髄 扶桑社新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 扶桑社
発売年月日 2014/12/01
JAN 9784594071837

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日本国家の神髄

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3.9

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2024/09/11

この本はおそらく佐藤優氏が執筆したものでなければ読んでいなかったかもしれません。自分もまた『国体』という言葉を聴いて『国民体育大会』を連想する『戦後の日本人』の典型であると読んだあとに思い知りました。 本書は戦後GHQによって禁書となった『国体の本義』に「知の怪物」こと佐...

この本はおそらく佐藤優氏が執筆したものでなければ読んでいなかったかもしれません。自分もまた『国体』という言葉を聴いて『国民体育大会』を連想する『戦後の日本人』の典型であると読んだあとに思い知りました。 本書は戦後GHQによって禁書となった『国体の本義』に「知の怪物」こと佐藤優氏がその全文に詳細な解説を加えていくというものです。 はっきりいって、僕の理解を超えておりました。僕も佐藤氏の言うように「国体」という言葉から連想されるのは国民体育大会のことであろうと思っていた一人です。どうやら僕は戦前の文章を読むことすら困難な人間かもしれないなどと思ってしまいました。 展開されるテーマは天皇、祭司、政治、宗教…。などと多岐にわたっており、その深遠さと『国体』がいったいどういうものであるかを言葉を尽くしてわれわれに『翻訳』しようとしてくれている佐藤氏の努力は本文に併記されている解説から見て取れました。 ただ、ここに書かれているのは声高に言うのではなく、たとえば、神社などに行って二礼二拍手一礼をしたときに 『あぁ、そういえば本書の中にはこんなことが書いてあったなあ。』 とわが身を振り返ることでしょう。もしくは、自分の中に『悪しき戦後民主主義』の毒が抜けきっていないのか? はたまた西洋的な個人主義にたっぷり浸っているかで、ここに書かれてあることができていないのか? 自分で書いていてわけが分わからなくなったので、今回はここで筆を擱きます。 ※追記 本書は2014年12月23日、扶桑社より『日本国家の神髄 (扶桑社新書)』として再販されました。

Posted by ブクログ

2022/01/13

産経新聞社『正論』2008から翌年まで「日本哲学の考究“回帰と再生と”」と題し連載され、「右翼(皇道派)」と闡明し、キリスト者ながら同じくキリスト者であった母とともに神社に参拝し、カミカゼ攻撃を肯定するなどで読者の反響は大きかったらしい。  社会契約説に基づく人民主権は、おそらく...

産経新聞社『正論』2008から翌年まで「日本哲学の考究“回帰と再生と”」と題し連載され、「右翼(皇道派)」と闡明し、キリスト者ながら同じくキリスト者であった母とともに神社に参拝し、カミカゼ攻撃を肯定するなどで読者の反響は大きかったらしい。  社会契約説に基づく人民主権は、おそらく人工国家であるアメリカ合衆国にしか成立しない。彼は征服と侵略でできた国/どの国も神話が国家の基となっている。古事記日本書紀も読まない者が日本を語るな。  日本は征服戦争でできた国ではない。大国主大神の国譲り神話が鎌倉幕府、南北朝解消、戦国時代終結、明治維新に踏襲されている。

Posted by ブクログ

2021/12/30

日本人である限り、日本とは何か、という問いに何らかの回答ができなくては問題である。その問いに正面から向き合った本である。著者の主張は今では極端な右翼と勘違いされてしまうが、そのような昨今の状況こそが問題ではないか。

Posted by ブクログ

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