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その日東京駅五時二十五分発 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2015/01/01 |
JAN | 9784101264714 |
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その日東京駅五時二十五分発
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商品レビュー
3.7
27件のお客様レビュー
その日とは、正午に玉音放送があり、戦争が終わったと知らされた日。 小説だったかエッセイだったか忘れてしまったが、玉音放送が流れていたその時でさえ鉄道は時刻通りに運行されていたという事を読んだ事がある。もちろん、運行できるところは、という事だとは思うけれど。 敗戦、無条件降伏のその...
その日とは、正午に玉音放送があり、戦争が終わったと知らされた日。 小説だったかエッセイだったか忘れてしまったが、玉音放送が流れていたその時でさえ鉄道は時刻通りに運行されていたという事を読んだ事がある。もちろん、運行できるところは、という事だとは思うけれど。 敗戦、無条件降伏のその時にさえと知った時は、 不思議な感じがした。 西川さんは、好きな作家さんのひとり。最近さてさてさんが、読んでいるなと思っていたら、知らなかった本作のレビューを登録されて、急いで図書館予約しました。 この作品は西川さんの伯父の手記からの小説化。 広島の出身で、初年兵として訓練中に敗戦となり、この汽車で故郷に帰る。悲惨な戦争文学とは違い、少年兵が上官の命令のまま淡々と行動している。それでもやっぱり一人の若者の戦争の姿。
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東京オリンピック最中の2021年8月に、大昔となってしまった戦争に想いを馳せる。劇的な出来事や哀しみだけではない、戦争の時代を形づくっている何か。いい本にまた出会えた。
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戦争を経験した著者の伯父が書いた手記を元に、書いた作品。通信兵だった 主人公が終戦をどんな風に迎えたが書かれている。 そのような特殊な成り立ちの作品なので、西川美和らしさはあまり感じられなくて 淡々としている。 終戦をこんな風に迎えた人もいたんだな、と勉強になった。 ものすご...
戦争を経験した著者の伯父が書いた手記を元に、書いた作品。通信兵だった 主人公が終戦をどんな風に迎えたが書かれている。 そのような特殊な成り立ちの作品なので、西川美和らしさはあまり感じられなくて 淡々としている。 終戦をこんな風に迎えた人もいたんだな、と勉強になった。 ものすごく薄い本なので、すぐ読めます。
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