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犬とハモニカ 新潮文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2014/12/01 |
JAN | 9784101339283 |


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犬とハモニカ
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商品レビュー
3.6
72件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
恋愛の本を読みたいと母にお願いしたところ、この『犬とハモニカ』を貸してくれた。 最初の一遍は、同じ場所に居合わせた人達のそれぞれに人生があって、思っていることがあって、当たり前なのだけれど人がいればいるほど人生の数があるという奇妙な、けれど少しほっとするような、不思議な感覚がした。おそ夏のゆうぐれで、恋人の皮膚を食べる主人公、皮膚を差し出す恋人は私にはとても衝撃的だった。思わず声を出してしまったけれど、読み進めていくうちに妙に納得してしまい、私もいつか他人の身体の一部を私の一部にしたいと思えるような相手に出会えたらいいのにと少し羨ましくもなった。 アレンテージョでは、すごくお気に入りの文章を見つけた。「僕は思うのだけれど、おなじものをたべるというのは意味のあることだ。どんなに身体を重ねても別の人格であることは変えられない二人の人間が、日々、それでもおなじものを身体に収めるということは。 僕たちは十全にそれをした。」 圧倒的過ぎて、何度も、何度も、読み返してしまった。ご飯を愛する相手と食べる豊かさ、幸せ。けれども、それでも人は1人で、孤独だ。 孤独って今まですごく悲しい言葉だと思っていたけれど、この本を読み終えると、孤独であるからこそ、人と繋がることで生まれる温もりや寂しさは人生において必要不可欠なものだと感じることができた。 江國さんの本をもっと読んでみたい。
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江國香織節炸裂の一冊 1話目:日本の空港で出会う色んな人々の話 2話目:不倫相手から別れを切り出された男の話 3話目:恋に初めて溺れた女性の話 4話目:結婚してから毎週ピクニックする夫婦の話 5話目:源氏物語現代版 6話目:ゲイのカップルが熱い土地で過ごす話 どれも少し寂しげ...
江國香織節炸裂の一冊 1話目:日本の空港で出会う色んな人々の話 2話目:不倫相手から別れを切り出された男の話 3話目:恋に初めて溺れた女性の話 4話目:結婚してから毎週ピクニックする夫婦の話 5話目:源氏物語現代版 6話目:ゲイのカップルが熱い土地で過ごす話 どれも少し寂しげで、感傷的なところが江國流!
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再読。ひさしぶりに読んだけど、『アレンテージョ』やっぱりすきだったなあ。『寝室』の秀逸さには今になって気がついたように思う。うしなうことやずるくて弱いことを、どうしてこんなにきちんと文章にできるのかと不思議になる。
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