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ぼくの住まい論 新潮文庫
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ぼくの住まい論 新潮文庫

内田樹(著者)

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ぼくの住まい論 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2015/01/01
JAN 9784101260624

ぼくの住まい論

¥220

商品レビュー

4

10件のお客様レビュー

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2024/01/24

著者が、神戸市東灘区に約80坪の土地を得て、合気道の道場「凱風館」を建てるまでのてんまつをえがいたエッセイです。 著者は、若き建築家の光嶋裕介との縁に感じるものがあり、彼に道場の設計を依頼します。その後、光嶋とともに理想の道場を実現するために職人たちと交渉しつつ、理想の道場をめ...

著者が、神戸市東灘区に約80坪の土地を得て、合気道の道場「凱風館」を建てるまでのてんまつをえがいたエッセイです。 著者は、若き建築家の光嶋裕介との縁に感じるものがあり、彼に道場の設計を依頼します。その後、光嶋とともに理想の道場を実現するために職人たちと交渉しつつ、理想の道場をめざします。彼らの「アンチ効率主義」と形容されるスタンスは、著者の思想に通じるものがあり、道場の建築から運営まで一貫しておなじ精神がつらぬかれていることが語られています。 また著者は、道場は「アジール」(避難所)としての役割を担うべきだと主張します。人びとがその場所につどい、彼らのあゆみを測定するための定点となることが、著者の考える公共性のあるべきかたちです。長年大学に勤務していた著者は、大学もまたそうであるべきだという考えをいだいていますが、「効率主義」が大学教育にも浸潤しつつある現在、著者の立ちあげた道場は、まさしく「アジール」なのだろうと思います。

Posted by ブクログ

2019/08/03

やっぱり内田樹はすごい人だなあと思った。 論理だけでは語り尽くせず抜けて落ちてしまう大切なことを、絶妙な視点、語り口、比喩によってうまく拾い上げ、僕らが理解できるように届けてくれる。

Posted by ブクログ

2018/06/14

公共性のある住宅建築入門書でもあり、 内田樹先生の思想への入門書でもある。 そうそう、それが言いたかったんだ!と痒い所に手がとどく本。母港論の話にぐっときた。 建築をはじめたての時よりしばらく学習したあとの方が味わい深く読める。

Posted by ブクログ

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