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ニッポンの音楽 講談社現代新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2014/12/01 |
JAN | 9784062882965 |
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ニッポンの音楽
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商品レビュー
3.4
28件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
2024/6/24 日本のポップミュージックの歴史を、空間的と時間的の『内』と『外』の視点を用いて説明しているのがとても勉強になった。 リスナー型ミュージシャンが日本の音楽の時代を引っ張っていっていたことが、俳句における見立ての文脈から通ずる日本らしさを感じることができた。 この本は昔の音楽を学ぶだけでなく、今ここを認識し、これからの音楽を捉えるきっかけとなる本でもある。必読です。 不満な点は、敢えて?難しい表現を使っているところが多くみられた点。鼻につきました! まあ、とりあえずなんでもいいから聴きまくる。知識も言葉もいらない。音だけを求めて、音だけを感じましょう。知らんけど。
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はっぴいえんど、YMO、渋谷系と小室系、中田ヤスタカを中心に日本のポピュラー・ミュージックの歴史をたどる。 1970年代から2010年代にかけて、「外=洋楽=欧米」と「内=邦楽=日本」の関係がどのように変化していったのかという点に焦点が当てられている。(上記のミュージシャンはみ...
はっぴいえんど、YMO、渋谷系と小室系、中田ヤスタカを中心に日本のポピュラー・ミュージックの歴史をたどる。 1970年代から2010年代にかけて、「外=洋楽=欧米」と「内=邦楽=日本」の関係がどのように変化していったのかという点に焦点が当てられている。(上記のミュージシャンはみな、まだ聴いたことのない音楽を追い求める「リスナー型ミュージシャン」であった) 本書で引用されているインタビューにおける、「日本では音楽性よりもキャラクターで売れる」という細野晴臣の指摘は核心を突いている。 「多くの人が、音楽ではなく歌詞の方に感情移入していることに還暦近くになって気がついた」という坂本龍一の発言に共感を覚える。
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はっぴぃえんどとか言う聞いたこともない謎のバンドを起点にJPOPの歴史を語る一冊。これは調べてみるとはっぴぃえんど史観というらしい。音楽的な独自性の観点から見るとそういう歴史になるのだろうか。しかし明らかにより知名度のあるな演歌、歌謡曲、初期アイドルなどのテレビで語られるような曲...
はっぴぃえんどとか言う聞いたこともない謎のバンドを起点にJPOPの歴史を語る一冊。これは調べてみるとはっぴぃえんど史観というらしい。音楽的な独自性の観点から見るとそういう歴史になるのだろうか。しかし明らかにより知名度のあるな演歌、歌謡曲、初期アイドルなどのテレビで語られるような曲を完全に無視しながら、ニッポンの音楽というタイトルを掲げるのはあまりにも大仰だ。(他にも雅楽とか明治大正期の作曲家とかどこに行ったんでしょう?) リスナー型ミュージシャン云々の話も自分と製作者の共通点を見出して悦に入っている感じもある。 いわゆる「音楽批評」が好きな人向けの本なのだろう
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