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「世代」の正体 なぜ日本人は世代論が好きなのか 河出ブックス078
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2014/12/01 |
JAN | 9784309624785 |
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「世代」の正体
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
序章 「世代」は社会を揺るがす 第1章 「大正青年」―軽い若者と厳格な父 第2章 階層、党派、地域の格差―「世代論」以前の時代 第3章 大正生まれから焼け跡まで―戦前・戦中・戦後という断層 第4章 「戦後」という言葉が生きていた時代―二度の安保闘争と高度経済成長 第5章 シラケ世...
序章 「世代」は社会を揺るがす 第1章 「大正青年」―軽い若者と厳格な父 第2章 階層、党派、地域の格差―「世代論」以前の時代 第3章 大正生まれから焼け跡まで―戦前・戦中・戦後という断層 第4章 「戦後」という言葉が生きていた時代―二度の安保闘争と高度経済成長 第5章 シラケ世代―一億総中流時代の若者たち 第6章 バブルな経済とオタクな文化 第7章 「決められない」九〇年代と「決めつける」ゼロ年代
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大正(1910年代)から平成に至る100年間における「世代」の変遷を見ていく事で、世相の移り変わりが分かる本。 どうやら世代とは、自分が生まれ育った時代背景で生き抜くために、大多数の人が取りうる戦略的思考、という事になるようだ。 会社や地域社会などのタテ社会が衰退し、学校やネッ...
大正(1910年代)から平成に至る100年間における「世代」の変遷を見ていく事で、世相の移り変わりが分かる本。 どうやら世代とは、自分が生まれ育った時代背景で生き抜くために、大多数の人が取りうる戦略的思考、という事になるようだ。 会社や地域社会などのタテ社会が衰退し、学校やネット空間などのヨコ社会を重要視する「これから」を生きる世代が時代のけん引力となった時に、他の世代にいる私は、どういう方策で彼らと意思疎通を図るべきなのかと、しばし考え込んでしまった。
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「まったく、今どきの若者は・・・」という台詞はいつの時代にもある。また、いつの時代にも若者は○○世代と言われる。その世代を明治時代から、今に至るまで、上の世代からどのように見られていたかを語る。面白かったのは、自分たちの世代を、上の世代からいろいろ言われると否定したくなるのは常だが、「ゆとり世代」だけは、自分たちを「ゆとり世代ですから」と言う。空気を読むのがうまいと言われる「ゆとり世代」だが、上の世代の空気を読めないという部分もあたっていると思う。後半は面白かったが、前半の明治〜大正の話が本文の半分くらいでちょっと飽きる。
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