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赤い三日月(下) 小説ソブリン債務 幻冬舎文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2014/12/04 |
JAN | 9784344422797 |
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赤い三日月(下)
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商品レビュー
4.4
6件のお客様レビュー
3回目ぐらいの読了。 背景描写のさりげなさが著者の魅力の一つであることを、再々読して気づかされた。 あんまりくどくど書くと細かくなりすぎて飽きられてしまうのだろうが、例えばキャラクターの学歴とか、トルコの街並みとか、そういったものが効果的に挿入されており、リアリティーが増す要因...
3回目ぐらいの読了。 背景描写のさりげなさが著者の魅力の一つであることを、再々読して気づかされた。 あんまりくどくど書くと細かくなりすぎて飽きられてしまうのだろうが、例えばキャラクターの学歴とか、トルコの街並みとか、そういったものが効果的に挿入されており、リアリティーが増す要因となっている。 この作品についていえば、主人公・但馬(おそらく若き日の筆者がベース)の人間的魅力もさるところながら、彼のアメリカ人上司・ゴールドシュタインのバンカーとしての生きざまにも心動かされた。 『シルクロードの滑走路』、『トップレフト』、『青い蜃気楼』などと並んで、私が好きな黒木氏作品である。
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上巻に続き、下巻も読んでみました。 ※赤い三日月 小説ソブリン債務(上) https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4344422783#comment 相変わらずの超骨太金融小説。読み応えあります。 だからと言って、金融素人にも読...
上巻に続き、下巻も読んでみました。 ※赤い三日月 小説ソブリン債務(上) https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4344422783#comment 相変わらずの超骨太金融小説。読み応えあります。 だからと言って、金融素人にも読めない訳ではなく、 ある程度理解できるように著者が分かりやすく描いてくれています。 こういった国際金融に興味のある人は、 読んだら間違いなく面白いことでしょう。 (ちょっと時代が古いってのはありますが…。) あと、フィクションとノンフィクションの融合が絶妙なバランスで、 正直、どこまでがノンフィクションなのかが自分には良く分からず…。 ただそれが結構面白くもあり、勉強にもなります。 特にトルコについて知っている人なんてあまりいないと思うので、 こういった東欧の当時の様子がリアルに描かれているのは、 旅行に行ったような気分にもなるし、 当時の東欧の経済状況を知る意味でとても勉強にもなります。 ノンフィクションの要素がふんだんに盛り込まれているだけに、 決して「正義は勝つ!」みたいな分かりやすいストーリー構成になっている訳ではなく、 池井戸さんの半沢シリーズのような爽快感はないですが、 それがまた小説のストーリーにリアリティをもたらしています。 さらに、下巻途中からは、 「結局、アメリカの主義・主張の元で転がされているだけではないか?」という新しい投げ込みも 著者からされており、とても考えさせられました。。 という訳で、結構深い小説に仕上がっています。 気軽に読めるものじゃないですが、 読めばジンワリ考えさせられる小説です。
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トルコとあまりイメージのない舞台に最初戸惑ったがやはり吸い込まれるようなテンポの国際金融ストーリーだった。
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