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「就活」の社会史 大学は出たけれど・・・ 祥伝社新書384
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2014/12/01 |
JAN | 9784396113841 |
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「就活」の社会史
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商品レビュー
3.2
6件のお客様レビュー
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日本企業における大卒の就活の100年を振り返る。今も昔も、新規学卒採用の就活はツールは変われど、大きくは変わっていないということか・・・。
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◎就活の起源といまに息づく文化 この本によれば、1910年の新聞にはすでに、就活や企業に就職することの悩みが記事として掲載されているそうだ。 企業としてはできるだけ条件のいい社員がほしいはずだが、学生としてはできるだけ夢があり働きやすく、給料や待遇がいい会社に入りたいはずだ。上...
◎就活の起源といまに息づく文化 この本によれば、1910年の新聞にはすでに、就活や企業に就職することの悩みが記事として掲載されているそうだ。 企業としてはできるだけ条件のいい社員がほしいはずだが、学生としてはできるだけ夢があり働きやすく、給料や待遇がいい会社に入りたいはずだ。上記の記事その他ではもうすでにこうした部分でのお互いの食い違い(?)が表現されていて面白い。 映画や小説になるほど、就活は経験した各々の気持ちに残っているものだし、それは昔から書かれ続けたことだと知り、今の学生の悩みとはまた違うだろうと思うが、昔の学生も悩みながら自分と向き合い、希望するしないにかかわらず納得させられらのだろう。 筆者は最後のまとめで、「就活はムダだが仕方のないもの」と総括している。 (達観している)就活生はこの作業自体がムダだと思って活動している人もいるのではないか。しかし就活を終えた後で考えてみると、自分の考えをまとめることができたり希望が必ずしも通らないかもしれない中で数か月間生きていくことは、とても辛く自分や社会を責めたくもなるのだけれど、社会人になってからは何となく仕方がないことと割り切れるような気がしている。理不尽であることには変わりはないとは思うのだけれど。 当初ムダだと思ったことも、ダメなことならダメだとわかった段階で経験であり、ムダにはならないと思います。
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