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クラゲの不思議 全身が脳になる?謎の浮遊生命体
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クラゲの不思議 全身が脳になる?謎の浮遊生命体

三宅裕志(著者)

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クラゲの不思議 全身が脳になる?謎の浮遊生命体

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 誠文堂新光社
発売年月日 2014/12/01
JAN 9784416114490

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商品レビュー

3.7

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2022/11/13

体裁は小学校高学年向けだが、内容は一般向けの生物ものとそう変わらない。『バッタを倒しにアフリカへ』よりはずっと学術的だし、岩波ジュニア新書やカラー版中公新書あたりでもおかしくない。ルビはあるが、文章も特に子ども向けってことはない。 むしろ最初に分類持ってきてて、子どもには「クラゲ...

体裁は小学校高学年向けだが、内容は一般向けの生物ものとそう変わらない。『バッタを倒しにアフリカへ』よりはずっと学術的だし、岩波ジュニア新書やカラー版中公新書あたりでもおかしくない。ルビはあるが、文章も特に子ども向けってことはない。 むしろ最初に分類持ってきてて、子どもには「クラゲ死なない説」あたりから始めた方が掴めるのに、と心配したくらいだ。いや、この頃の子どもの本に対する堪え性のなさを考えるとね…。 むろん、生き物大好きの知的好奇心の高いお子さんなら大丈夫です。とても面白い。 私も大方の人と同じく水族館でクラゲを見るのが好きだ。しかし、水族館でクラゲの説明を読んでも、何とはなしによくわからない感じが残っていたのだった。 しかし、やっぱりちゃんとした本読むって大事。 クラゲというのは一方の形に過ぎないのね。つまり、ポリプという無性生殖の生き方と、クラゲという有性生殖の生き方があり、環境に応じて変える、と。クラゲは姿が目につきやすいし、オスとメスがいて受精卵を作るという人間にはわかりやすい生き方をする。昔の人はこの姿しか認識していなかったから、「クラゲ」は誰でも知っている。しかし、一方でポリプという生き方もあり、メスの生んだプラヌラがイソギンチャクのようなポリプになり、いろいろあるけど、ポリプとして自己増殖する。そして寒くなってエサが減ると、ストロビレーションしてエフィラが生まれ、それがクラゲに成長する、と。 クラゲは1・2年で死ぬが、ポリプはもっと長く生きるし、環境の変化にも強い。もちろん遺伝子的に言えば有性生殖した方が多様性が生まれるが、コストもかかるから、大変なときはポリプとして増えておきましょうよ、その方が生き延びる可能性高まるでしょ、と。このフレキシビリティが五億年姿をほとんど変えずに生きてこられた理由なんだね。 そしてポリプの研究はまだまだこれから、ってことね。 食べ物が少なけりゃ体を小さくできるし、細胞が破壊されなければ再生可能、体=脳=心臓=胃という低コストかつ単純構造。 いやあ、大量発生するわけだ。生き物単体としては弱くても、種として逞しいもの。 コスパって何かにつけて言う人いるけど、人間が一番コスパ悪いよね。クラゲ様ポリプ様から見たら。 環境はその、生き物そのものを含むっていうのも当然だけど、「環境問題」は自分とは別にあり、余裕があったら考える、くらいの認識の人も多いと思う。しかし、私たち一人一人が存在価値することで自然界にかなりの影響を与えているわけで、そのことは日々意識しておかなくてはいけないな、と思った。

Posted by ブクログ

2022/10/07

クイズ クラゲって、漢字では海の月とも水の母とも表記します。夏に大発生するミズクラゲが引き起こす被害とは? ① 電気を止める ② 海水浴場を埋め尽くす ③ 漁業の網に入って網を壊す

Posted by ブクログ

2021/10/28

 昨今水族館などで、そのゆらゆらとした動きにより癒しを感じたり、また光を駆使してアート的に展示されることで注目されているクラゲであるが、そのクラゲの一生と特徴を簡単ながらもまとめたもの。  最初中高年向けの本なのかと読み進めていたが、 大人に対しても読み応えがあり、それは決して著...

 昨今水族館などで、そのゆらゆらとした動きにより癒しを感じたり、また光を駆使してアート的に展示されることで注目されているクラゲであるが、そのクラゲの一生と特徴を簡単ながらもまとめたもの。  最初中高年向けの本なのかと読み進めていたが、 大人に対しても読み応えがあり、それは決して著者はクラゲだけを論じているのではなく、クラゲを通してその環境や、人間が与える影響についても述べて、非常に説得力があるからなのだろう。  クラゲにはエフイラや、有性生殖をするクラゲ世代と、プラヌラ、ポリプ、ストロビラなどの無性生殖時代が順次繰り返しており、なかなか聞きなれない言葉ではあるものの適度に絵や写真があるため理解を促進してくれる。  またポリプの分裂を事細かに観察し、チェックしていくのには行間にはその苦労は描かれていないが非常に根気のある作業だと思う。やはり研究には並々ならぬ体力と精神力と、何より情熱が欠かせないのであろう。  個人的に興味深かったのは、自分から分裂をしたポリプは、共食いをしてしまう条件下を作り出しても何故か自分のクローンを食べず、遠くにいる他のポリプを食べるとのことで、一体ポリプ自身は何処で自身のクローンということを認識しているのであろうか。まだまだ生き物には解明すべき謎はあるのだなあと思わせられた。  

Posted by ブクログ

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